『RIDE 14』は2008年7月の発売。すでに7年以上前になる。
VMAXを特集したこの号は、完売御礼。いまではなかなか手に入れることができない一冊だ。
VMAXの、アメリカンバイクといいつつも、それまでのハーレーに代表される典型的なアメリカンスタイルではない、暴力的なまでの加速とあくまで重くいかついデザインは、1985年の発売以来、変わらず男たちを魅了している。


1985年登場以来、多くの男たちの畏敬の視線を集めるマッスルスラッガー

1980年代、海外市場をターゲットにしていた日本のビッグバイクたちの多くは、長距離を快適に走るクルーザーモデルだった。しかし、VMAXは違った。
VMAXは、ゼロヨン(0→400メートル。正確には1/4マイルの直線コースでのタイムを競う競技)で知られるドラッグレースを走る、ドラッグマシンのイメージを全面に押し出したマッチョな姿。
わかりやすい強さと速さをアピールするその姿に、全世界は驚愕したのだった。

「人にとってその物が何であるか」。
VMAXの開発とは、まるで禅問答のような問いかけの連続でした。
性能を競うものでもなく、限定された用途や利便性を追求したものでもない。
この問い対する答えは、VMAXを支持していただける方々の見識に委ねたいとヤマハは考えます。
ひとつだけ、このモーターサイクルを創り出した私たちが申し上げられることは、「人生を豊かにするものであれ」ということです。
VMAXはヤマハの至宝であり財産。
ヤマハのモノ創りの精神である人機官能の象徴です。
走る、見る、触れる。
そのすべての瞬間にまだ出会ったことのない感動をお届けしたい。
VMAX、その細部にヤマハが宿る。

画像: 2007モデル

2007モデル

画像: 2009年モデル

2009年モデル

画像: 先代のVブーストシステムに変わる新装備がYCC-I(Yamaha Chip Controlled Intake)。YAMAHA YZF-R1でも採用されているシステムで、低中回転域ではロングに、高回転域ではショートにファンネルを可変させることで、最適なパワーを得られるという。 VMAXでは6650回転でファンネル長が切り替わる設定になっている。 水冷DOHC4バルブ・65度V型4気筒・総排気量1679cc・最高出力200PS/9000rpm・最大トルク 17.0kg-m/6500rpm(2009年モデル・欧州仕様)

先代のVブーストシステムに変わる新装備がYCC-I(Yamaha Chip Controlled Intake)。YAMAHA YZF-R1でも採用されているシステムで、低中回転域ではロングに、高回転域ではショートにファンネルを可変させることで、最適なパワーを得られるという。
VMAXでは6650回転でファンネル長が切り替わる設定になっている。
水冷DOHC4バルブ・65度V型4気筒・総排気量1679cc・最高出力200PS/9000rpm・最大トルク 17.0kg-m/6500rpm(2009年モデル・欧州仕様)

YAMAHA 創立60周年記念モデルも受注生産受付中(2016年4月末日まで)

画像: VMAXに伝説の“スピードブロック”グラフィックを配したインターカラーが登場! VMAX 60th Anniversary 2,484,000円 [消費税8%含む](本体価格 2,300,000円) www.yamaha-motor.co.jp

VMAXに伝説の“スピードブロック”グラフィックを配したインターカラーが登場!
VMAX 60th Anniversary
2,484,000円 [消費税8%含む](本体価格 2,300,000円)

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