2016年1月15日~17日に幕張メッセで開催された東京オートサロン2016。各社自慢のカスタムカーやコンセプトカー、市販車のニューモデルなどが続々展示される中、私が注目したモデル。それは2015年の東京モーターショーにも出展された『MAZDA RX-VISION』。
MAZDA・スポーツカー・ロータリーエンジンと聞くと、私が個人的に大好きなFD3S(RX-7)が思い浮かびます。
1991年10月、2度目のフルモデルチェンジによりFD3S型 RX-7が発表され、同年12月より販売開始。このフルモデルチェンジを機に、1971年から20年続いた「サバンナ」の呼称がはずされ、当時の販売店系列「アンフィニ」の名を冠して「アンフィニ・RX-7」として発売された。後に販売店のアンフィニ店がユーノス店と統合したことにより、車名が「マツダ・RX-7」となる。開発コードはX105。マツダ販売網で扱われるようになってからは、車体先端のエンブレムが、マツダのロゴマークとなった。キャッチコピーは『アンフィニのスポーツです。』『その非凡さが、アンフィニ。』『ザ・スポーツカー』『ザ・ロータリースポーツ』。
次世代のロータリーエンジンとされるSKYACTIV-R技術を採用するFRスポーツカーのコンセプトモデルという事は、もしかして憧れのFDの後継機?という期待に胸が膨らみます。
燃費が悪く、ECOに方向が向いている現代に排気ガスが適応できないという問題を抱えて消えていったロータリーエンジン車。それを全てクリアした新しいロータリーエンジンであろう、次世代ロータリーエンジン『SKYACTIV-R』とは、いったいどんなロータリーエンジンなのでしょうか。
ロータリーエンジン(RE)は、三角形のローターが回転することによって動力を生む、独特の構造をもつエンジンです。多くの技術的課題を乗り越えてマツダは、1967年に「コスモスポーツ」を通じてREの実用化に成功。その後も、REを量産する唯一のメーカーとして、出力、燃費、耐久性などの性能向上に取り組み、1991年のル・マン24時間耐久レースでRE車を駆って総合優勝。数々の実績をあげたREは、マツダのたゆまぬ挑戦と創造を象徴する存在となっています。
現在は生産を行っていませんが、マツダはREの研究・開発を継続しています。「SKYACTIV-R」という名称には、SKYACTIV技術の開発時と同様に、「常識を打破する志と最新技術をもって課題解決に取り組む」という意味が込められています。
実際に展示されたRX-VISION
かなりボンネット部分が長いデザインで、真横から見た姿に少し違和感を感じる気もするけど、やっぱりMazdaの いつかは実現したい夢 。かなりスポーツカーらしい、スタイリッシュなデザインで、ワクワクが止まりません。
そんな憧れのMazdaのロータリースポーツの復活!!!是非実現して欲しい1台です。