7日、フランス人デザイナーのアンドレ・クレージュ氏が92歳でお亡くなりになったそうです。1960年代以降、ミニスカートの流行を牽引したデザイナーのひとりであり、世の中のモードを牽引した人物でした。

画像: 左から3番目がアンドレ・クレージュ氏。1968年の写真です。 images.vogue.it

左から3番目がアンドレ・クレージュ氏。1968年の写真です。

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同氏は1923年3月9日にポーで生まれた。土木技師として働いた後、著名デザイナーの故クリストバル・バレンシアガ(Cristobal Balenciaga)の下で10年間働き、1961年に独立した。
 台形的なミニのドレスや白黒のパンツスーツ、宇宙飛行士から着想を得たサングラスや帽子を合わせたスタイルは、「Moon Girl (ムーンガール)ルック」として有名となった。

特別仕様の日本製スクーターのはしり

2輪好きのなかには、クレージュ氏の名前を聞くと、あのモデル・・・を思い出す人も少なくないのでは? そうです、1983年にホンダが発売した、"クレージュ・タクト"です。

画像: 1983年に、1万台限定で販売された"クレージュ・タクト"。1985年にモデルチェンジ版が2万台限定で販売されています。 upload.wikimedia.org

1983年に、1万台限定で販売された"クレージュ・タクト"。1985年にモデルチェンジ版が2万台限定で販売されています。

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画像: こちらは1985年モデルのカタログ。キャッチコピーがちょっとダジャレ風なのはご愛嬌? farm4.staticflickr.com

こちらは1985年モデルのカタログ。キャッチコピーがちょっとダジャレ風なのはご愛嬌?

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画像: デザインを担当した、クレージュさんのコメントもカタログ内に掲載されています。 cultshare-venncreativeltd.netdna-ssl.com

デザインを担当した、クレージュさんのコメントもカタログ内に掲載されています。

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画像: 2代目のクレージュ・タクトは、エンジン出力が5.0PS/6,000rpmから5.4PS/6,500rpmにアップ。新たにセル/キック併用の始動方式を採用していました。また、クレージュデザイン専用のヘルメット、ブルゾンも発売していたのも特筆すべき点です。 farm3.staticflickr.com

2代目のクレージュ・タクトは、エンジン出力が5.0PS/6,000rpmから5.4PS/6,500rpmにアップ。新たにセル/キック併用の始動方式を採用していました。また、クレージュデザイン専用のヘルメット、ブルゾンも発売していたのも特筆すべき点です。

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女性ライダーの増加に貢献

思えば、1980年前後のソフトバイク、またはスクーターなどの原付ブームは、主婦や学生などの女性ライダーの増加に大きく寄与しました。新しいユーザー層である女性ライダーをさらに獲得するため、各メーカーは女性が好む意匠やキャラクター性の製品を、1980年代に競って開発したものでした。

当時、若い女性に人気があった「AC」マーク入りのウェアやバッグをプロデュースしていたクレージュ氏に目をつけたのは、なかなか鋭いチョイスだったと思います。振り返ると、クレージュ・タクトは地方のヤンキーっぽい女子高生たちにも人気があったように記憶してます(笑)。

長くパーキンソン病と闘病していたクレージュ氏は、1990年代半ば以降は第一線を退いていたそうです。一時代を築いたファッション界のヒーローがお亡くなりになったことは、本当に残念ですね。ご冥福をお祈りします。

名車がいろいろ登場する、興味深いファッションビデオをご紹介

Space Age Fashion 1970 André Courrèges Dim Dam Dom

youtu.be

最後に、クレージュ氏の打ち出したコンセプト、"スペース・エイジ・ファッション"の映像を紹介します。いろんなレーシングカーがたくさん登場するので、目を凝らしてウォッチしてみてください!

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