モーターサイクルレーシングのいろいろな情報を紹介しているユニークなサイト、todo circuitoに面白い推測記事が載っていました。来年のことを言えば鬼が笑う・・・という言葉がありますけど、鬼が爆笑?してしまう2017年に、ホンダが新たにV型4気筒のスーパースポーツを投入するのでは・・・と予想する内容です。

価格は超高額モデルのホンダRC213V-Sの1/4、もしくはそれ以下?

画像: こちらは去年いろんなところで掲載された、RCVストリートバージョンの予想図です。お顔はホンダCBR1000RR風ですね。 www.todocircuito.com

こちらは去年いろんなところで掲載された、RCVストリートバージョンの予想図です。お顔はホンダCBR1000RR風ですね。

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画像: こちらは2011年に、2013年モデルとして噂されたRVF1000の予想図です。このカラーリングはねぇだろ・・・とツッコミを入れたくなりますが(苦笑)、この予想図を作った人の意図するとおり、多くの人が1980〜1990年代のホンダV4スーパースポーツに強い思い入れを持っていることはわかります。 www.todocircuito.com

こちらは2011年に、2013年モデルとして噂されたRVF1000の予想図です。このカラーリングはねぇだろ・・・とツッコミを入れたくなりますが(苦笑)、この予想図を作った人の意図するとおり、多くの人が1980〜1990年代のホンダV4スーパースポーツに強い思い入れを持っていることはわかります。

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画像: ・・・で、実際に登場したのが、こちらのホンダRC213V-Sです。日本仕様は70ps/6,000rpmで、税込価格21,900,000円でした・・・。 www.todocircuito.com

・・・で、実際に登場したのが、こちらのホンダRC213V-Sです。日本仕様は70ps/6,000rpmで、税込価格21,900,000円でした・・・。

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RC213V-Sはレギュレーション的にSBK(世界スーパーバイク選手権)に適合しないので、ホンダは2008年登場の現行CBR1000RRファイアーブレードで、BMW S1000RR、ドゥカティ・パニガーレR、ヤマハYZF-R1、 カワサキZX-10R、そしてアプリリアRSV4 RR・・・などの強力なライバル勢と2016年度のSBK戦わないといけません。そして再来年の2017年度はこの中に、新型GSX-R1000も加わることが決まっております。

そこでホンダは、さすがにそろそろ新しい公道用リッタークラスのスーパースポーツを投入するであろう・・・というのが予想記事の推察の根拠です。todo circuitoは新型V4スーパースポーツRVF1000を、RCV213V-Sのおよそ1/4の価格の5万ユーロ(約6,648,800円)と予想。一方、英国の一流誌であるMCNは、2万5,000英ポンド(約4,588,300円)あたり・・・と予想しています。

"3つのプロジェクト"の行方に注目しましょう!

MCNは、先のEICMA(ミラノショー)で、鈴木哲夫HRC社長のインタビューから、ホンダは今3つのプロジェクトがある・・・という言質を引き出しています。MCNの予想では、CBR1000RRは今までのCBRを引き継ぎながら、モトGPだけでなくSBKでも重要になっている「電子制御」の領域に、アップデートの重きが置かれるだろう・・・そして、従来のCBRが受け継いできた伝統である、万人に扱いやすい良質な公道用モデルというキャラクターは墨守するだろう・・・と記しています。

画像: MCNで紹介された、RCV1000の予想図。まぁ去年業界を賑わせた予想図の色を、RVF/VFR時代風にしただけですね。 images.mcn.bauercdn.com

MCNで紹介された、RCV1000の予想図。まぁ去年業界を賑わせた予想図の色を、RVF/VFR時代風にしただけですね。

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画像: こちらもMCNが記事に掲載した、ホンダがパテント登録した新しいV4用シャシーのイラスト。モノコックフレームに、アルミ鋳造のシートレール部が合体する構造です。この技術が、新しいV4スーパースポーツに使われることになるのでしょうか? images.mcn.bauercdn.com

こちらもMCNが記事に掲載した、ホンダがパテント登録した新しいV4用シャシーのイラスト。モノコックフレームに、アルミ鋳造のシートレール部が合体する構造です。この技術が、新しいV4スーパースポーツに使われることになるのでしょうか? 

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全ては2017年間近にならないとわからないですが、2017年に新型CBR1000RRと、ブランニューのV4モデルであるRVF1000が登場した場合、SBKの活動はかつてのRVF/RC45以来のV4モデルに託すのか・・・。また3つのプロジェクトの全貌が、2016年の間に明らかになることはあるのか・・・。あまり先の話ばかりしていると、鬼が笑いすぎて、鬼のへそで茶が湧いてしまいます?ので、これくらいにしておきましょう。

ほとんどの人が、購入を検討することすら不可能な超高額モデルとしてホンダRC213V-Sが登場することが判明した時、多くのホンダファンがガッカリしたことは記憶に新しいです。今度は、お仕事に頑張れば庶民でもなんとか手が届く範囲の価格帯で、新型V4が登場してくれることを期待しましょう!

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