MotoGPのトップライダーたちはもちろん、世界中のレーシングシーンから、スーパーカブで店屋物(この頃使われなくなった言葉だけど)を運ぶソバ屋さんまで、SHOEIはバイクに乗る世界中の人々の頭を守ってきた。そのSHOEIの海外拠点であるSHOEI Europeから、これまでにない意欲的な製品が発表されたようだ。

画像1: SHOEI Europeがビンテージ・カスタムシーンに向けて魅力的なヘルメットを発表

画像2: SHOEI Europeがビンテージ・カスタムシーンに向けて魅力的なヘルメットを発表

画像3: SHOEI Europeがビンテージ・カスタムシーンに向けて魅力的なヘルメットを発表

画像4: SHOEI Europeがビンテージ・カスタムシーンに向けて魅力的なヘルメットを発表

フランスのバイクメディアが報じている「SHOEI J・O」という製品は、クラシックなジェット型ヘルメットながら、インナーバイザーを装備している。プロモーションのために製作されたと思われるこのムービーは、世界中のバイクシーンでも潮流となっている、ビンテージやカスタムバイクをイメージしたものだ。

画像1: www.lequipement.fr

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インナーバイザーはこの頃のヘルメットの流行のひとつとなっている。ただ、普遍や伝統を重んじるビンテージや、懐古的なスタイルを好むカスタムシーンにはなじまないように感じていた。この「SHOEI J・O」は、シンプルでコンパクトな帽体にスタイリッシュなインナーバイザーを組み込んでいる。ムービーで表現されているクラシックな世界観にも違和感がない造形が素晴らしい。

Z1000Jといういわゆる旧車に乗る私も、クラシックなジェット型ヘルメットが好きで、SHOEI FREEDOMというコンサバティブなスタイルのジェットを愛用している。先頃、BELLのディストリビューターであるアクティブからは、クラシックジェットのレジェンドモデルであるBELL 500TXJもリリースされ、このジャンルは盛り上がりつつあるようだ。

ヘルメットはバイクに乗る安全を支えるもっとも重要な装備のひとつだ。なので懐古趣味という方向とは正反対のものともいえる。「SHOEI J・O」はそんな時代の気分を最新技術で表現する、新しいヘルメットのスタイルとなるかもしれない。

Présentation du casque moto Shoei J-O

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クラシックジェットのレジェンド、BELL 500-TXJはこのSHOEI J・Oに対する最右翼となるだろう。そのレジェンドのリバイバル・ストーリーもあわせて読んでみよう。

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