パーキングで視線が集まるオレのバイク!みたいな
晴れた日曜日にツーリングにでかける。高速道路のサービスエリアや峠のパーキングには、休日をバイクに乗って楽しもうとする、たくさんのライダーたちが思いおもいにマシンを走らせて集まっている。そこへ悠々と乗り入れると、パーキングにたむろするライダーたちから、マシンに視線が集まるのを感じることも少なくないのでは。自慢のバイクならちょっと鼻が高くなる瞬間だ。
バイクとの付き合いは男と女の関係に似ているのか
自分の愛車というのは、何年乗っても不思議と見飽きることがないものだ。愛車との関係というのは、昔から男と女の付き合いにたとえられることもしばしばある。お叱りを恐れずにいうと、現実の男女関係よりも、当然のことながらモノ言わないバイクとの方が良好な関係を築きやすい (^_^;) まぁ、バイクもメンテナンスという気遣いと愛情は必要なのだが。。。
他人の彼女・彼氏を盗み見するような(笑)
そうすると、人さまのバイクを眺める楽しみというのは、さしずめ他人の彼女(あるいは彼氏)を盗み見するようなものだろうか。いやいや、これは単にバイクを眺めるのが好きだからに他ならないのだ。とはいえ、誰もがハッとするようなイケてるマシンに遭遇すると、どんなヤツが乗ってるんだろうという下衆な思いがよぎるのもいなめない。これもバイクが好きだからこそ、ということで。
意外と歴史の長いバイクの日
8月19日は「バイクの日」だ。日本中でバイクの日にちなんだ、様々なイベントが開催されていた。イベント会場に足を運んだ方やその模様をテレビで目にされた方も多いと思う。このバイクの日、制定されてからすでに27年目となる。
1989年、政府総務庁(現在、内閣府)交通安全対策本部は交通事故撲滅を目的に、8月19日をバイクの日に制定しました。全国自治体の交通安全対策室や地元警察は、この8月19日を中心に、二輪車の安全運転講習会等を展開。同様に二輪車関連団体は二輪車の交通安全啓発や有用性を訴求するイベントを展開しています。
バイクの日に人気となった「819の日バイク自慢!」
このバイクの日にFacebookで興味深いイベントページが人気をよんでいた。その名も「819の日バイク自慢!」というもので、日本中のバイク乗りたちが、自慢の愛車の写真をアップしている。他人の彼女を盗み見するのではもちろんないが(しつこいか w )人さまのバイクを眺めるのは楽しいものだ。これを主催しているのは、千葉県のライダーカフェ「Cafe S☆GARAGE」だ。オーナーは思いつきの企画とおっしゃっているが、ライダーひとりひとりの個性が感じられて、とても面白い。
人さまのバイクが物語る1台ごとのストーリー
私は郊外に立ち並ぶ大型バイク販売店で、中古バイクを眺めるのが好きだ。バイクメーカーのショールームなどでみる、ピカピカの最新バイクにはもちろん所有欲をそそられる。一方で、ずらりと並んだ中古バイクに違う質の視線をなげかけていることに、気がついたことはないだろうか。まっさらの新車と違い、中古車は誰かしらが乗ってきた歴史を多少なりとも抱えて、そこにとどまっているからなのだろう。人さまのバイクを眺める楽しさというのは、オーナーの個性もさることながら、中古車にも感じることのできる、そのバイクの過去や歴史を垣間みることができるからかもしれないね。