画像1: カスタムビルダーもスゴいけど、こういうレストアの職人技にシビレるのです

1964年のベスパ150Sをフルレストアする映像作品。ロレンスでは世界のカスタムカルチャーに注目して、これまでそれこそ世界中のカスタムビルダーによる、卓越したセンスと技術を紹介してきたが、この映像作品は1964年に製造されたベスパを、丹念に復元してゆく様子がたんたんと描かれている、素晴らしい作品だ。

画像2: カスタムビルダーもスゴいけど、こういうレストアの職人技にシビレるのです

画像3: カスタムビルダーもスゴいけど、こういうレストアの職人技にシビレるのです

画像4: カスタムビルダーもスゴいけど、こういうレストアの職人技にシビレるのです

ロレンス編集部はなにげにベスパファンが少なくなく、かくいう私も若い頃に1960年代のプリマベーラ125に乗っていたことがある。この映像でレストアされる150Sのように、プレスされたボディラインが美しくてウインカーもついていなかった。これぞベスパというクラシックスクーターだったが、燃料はレーサーのように混合給油だったから、2ストオイルを給油のたびにガソリンタンクに計量して注がなければならなかったし、オイルだけではなくクラッチやブレーキを操作するむき出しのワイヤー類は、定期的に切れるものだから、常にトランクボックスに交換用のワイヤー類を積んで走っていた。表参道の交差点で、工具を拡げてワイヤー交換をしたことは1度や2度ではなかったように思う。

画像5: カスタムビルダーもスゴいけど、こういうレストアの職人技にシビレるのです

そんな手のかかるクラシックスクーターは、現代のハイテクバイクではあまり感じることがない手作り感があり、愛情を注いでいないと機嫌をそこねるような人間味にあふれる乗り物だった。昨今のカスタムバイクカルチャーも、ハイテクによって薄れていった人間的なバイク本来の魅力を再発掘する、「モーターサイクル・ルネッサンス」ともいえる活動なのではないかと思う。この映像で、50年もの時を経て復元されたクラシックベスパも、これに乗って街を走ることになる幸運なオーナーに、道ばたでワイヤー交換などの面倒をかけて、再び愛され続けてゆくことになるのだろう。

SPORT PRODUCTION

ちなみにこの映像を制作したのはスペインの「kamestudio」という映像クリエイター集団のようだ。ジャパンクールを意識したかのような、彼らのサイトには日本語で「カメスタヅオ」と書かれているのが面白い。

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