とある日曜の午後、湾岸道路を車でドライブしていたら、やけに低い車が斜め後ろに。
いや、やけに低いというか、低すぎじゃない??天井に頭ついてない??
と思っていると、運転していた友人が
「うわー!ロータス・ヨーロッパだ!!」
と。
「サーキットの狼」世代なら、ロータス・ヨーロッパはご存知ですよね?
ロータス・ヨーロッパ(Europa )は、イギリスのスポーツカーメーカー・ロータスが1966年から1975年まで製造していた乗用車である。2006年にはヨーロッパSの名で復活した。
ロータスとしては初のミッドシップにエンジンを搭載したロードカーである。それまで生産して来たロータス・セブンの後を継ぐモデルとして企画され、軽量かつできる限り廉価であることを目標にして開発された。合計9230台が販売された。
池沢さとし氏の漫画、「サーキットの狼」世代なら、ロータス・ヨーロッパはご存知のはず。
という私は「サーキットの狼」を知りませんでしたが‥(その時に友人から聞いて初めて知りました)「サーキットの狼」については、また別の機会に。
今回は、FRPのお話。
「あの車、割るとなんか糸とか藁みたいなのが出てくるんやで!」
というのが友人(関西人)の言葉ですが、糸や藁ではなくて、FRPですね。FRPとは、繊維強化プラスチックのことです!
繊維強化プラスチック(せんいきょうかプラスチック、Fiber Reinforced Plastics、FRP)は、ガラス繊維などの繊維をプラスチックの中に入れて強度を向上させた複合材料のこと。
単に FRP と書いて、ガラス繊維強化プラスチックを指すことも多いが、ガラス繊維であることを明示したい場合は GFRP または GRP (Glass fiber reinforced plastics, Glass-reinforced plastics) と書かれる。
ピカピカうねうね光るグラスファイバー製のライト、見たことある方も多いのではないでしょうか?グラスファイバーをプラスチックの中に入れることで、高い強度が得られるそう。超軽量ボディはこのFRPによって作られているのですね!不勉強のわたくし、軽い車=アルミ製かなと思っておりました!世の中はどんどん進歩しています。
ガリガリ君もFRP!
ちなみに、遊園地や街中で見かけるキャラクターオブジェもFRP製が多いそうです。
ガリガリ君とロータス・ヨーロッパは兄弟と言えるかも?!