画像: マルケス、ポールトゥウィンなるか。

マルケス、ポールトゥウィンなるか。

■大会名称:MotoGP第2戦アメリカズGP
■開催日:2015年4月11日(土)予選結果
■開催地:テキサス州オースティン/サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(5.513km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:21度 ■路面温度:25度
■PP:M・マルケス (2分02秒135/ホンダ)

2015年4月10日(金)、第2戦アメリカズGPの1日目フリー走行は、午前はウエットコンディション、午後はハーフウエットからドライコンディションへと変化する一日となりました。午前は13℃。雨が上がった午後でも18℃までしか気温が上がらず、全選手が路面のコンディションを確認しながら、着実にタイムを上げていくことになりました。

その中でマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、午前のセッションで2番手につけると、路面がどんどん乾いていく午後のセッションでは、ただ一人2分4秒台に入れる快走をみせて、トップタイムで初日を終えました。マルケスは過去2年、ポール・トゥ・ウインを達成しています。サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)では圧倒的な強さを見せてきたマルケスは、大会3連覇に向けて絶好のスタートを切りました。
右腕の手術のため欠場したダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)の代役として出場する青山博一は、ウエットとドライコンディションをこなし、16番手で初日を終えました。MotoGPマシンの開発テストを担当する青山ですが、微妙なコンディションとなったことで、初めて乗るペドロサのマシンのフィーリングを確認しながら、タイムを上げていきました。2日目は、さらにセットアップを進めて、攻めの走りをする意気込み。2日目のタイムとポジションが注目されます。

ロレンソがフロントロウ獲得!

第2戦アメリカズGPの公式予選は、長いCOTAのコースでわずか15分間のタイムアタックを行うため、時間の浪費は少しも許されない状況。そのなかでMovistar Yamaha MotoGPのJ・ロレンソとV・ロッシは、それぞれ3位と4位を獲得する健闘を見せた。

ロレンソは真っ先にコースに飛び出し、最初のアタックで2分03秒505を記録してトップに立った。しかしその後、ライバルたちがペースを上げたため6位に後退。次のラップではさらにペースを上げて2分03秒台の壁を破る2分02秒927に更新し、再び2位まで挽回した。ここでピットに戻ってタイヤを新品に交換。残り5分でコースに復帰して最後のタイムアタックに臨むと、すべてのセクションでそれまでの自らのタイムを上回る2分02秒540を記録してトップに返り咲いた。しかし、セッション終了間際にライバルたちがこのタイムを上回り、ロレンソは3位となった。トップとの差は0.405秒。明日の決勝はフロントロウの最後尾からスタートする。

一方のロッシも序盤からペースを上げ、最初のアタックで自己ベストを上回る2分03秒170。一時的にトップに立ったが、その後、他に先行されて4位に順位を下げた。次のラップでもさらにタイムを上げたいところだったが叶わず、ピットに戻って前後タイヤを新品に交換。1分後にコースに復帰すると今まで以上にペースが上がり、チームメイトに0.033秒差まで迫る2分02秒573を記録した。最終ラップでもポジションアップはかなわず、そのまま4位。セカンドロウからのスタートが決定した。

さあ、決勝まであとわずか。
ホンダが巻き返すか?ヤマハが跳ね返すか?ドゥカティの久しぶりの優勝はなるか??

たのしみですね!

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