超一流ガジェット情報サイトのGizmodeに、面白いバイクが紹介されていました。バイク・・・といっても実車ではなくおもちゃ、そしてモチーフは今のプロダクトではなく未来の乗り物です。1983年公開の「スターウォーズ・ジェダイの帰還(公開当時の邦題はジェダイの復讐)」で登場した「スピーダーバイク」がおもちゃとはいえ現実のモノになったのは、当時中学生だった私には感慨深いものがあります。

夢の空飛ぶバイク

画像1: 気分はもう(宇宙)戦争?

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スターウォーズに登場する「空飛ぶバイク」は、上述のエピソード以外にも登場する人気の乗り物のひとつです。そのスピード感あふれる登場シーンが、ドラマを盛り上げる効果満点なのでしょうね。上映当時映画館にて、鬱蒼とした森の中を走り回るシーンで、スピーダーバイクが倒木に激突スレスレで回避するとき、思わずその迫力に身を屈めてしまったことを思い出します。

画像2: 気分はもう(宇宙)戦争?

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このリモコンのスピーダーバイクのおもちゃは、いわゆるドローン(無人飛行機)の技術を応用したものですね。4つのプロペラで浮力を得ており、高度な自動制御技術でひっくり返ることなく空を飛び回ります。子どもの頃、紙飛行機やスチロール飛行機で遊んでいた世代としては、今のおもちゃのハイテクぶりに度肝を抜かれますね(もっともこれは、子供よりも大人向けのおもちゃですけど)。


出典:ajw61185

今、ドローンは新しい産業創出として世界的な注目を集めており、多くのベンチャーが参入している分野です。目覚ましい技術の発達に法律が追いついていない・・・というありがちなパターンで、航空法やなんやらの新しい法律で今後ドローンにどう対処するか、どこの国も頭を痛めているようです。なにしろ簡単に「兵器への転用」が可能な技術ですからね・・・。

その点で私たちが愛するモーターサイクルは平和なものです。実質、第二次世界大戦を経て、モーターサイクルは兵器としては「劣等生」の烙印を押されていますので・・・(4輪ジープが圧倒的に兵器として優秀すぎて、軍用モーターサイクルははるかに見劣りしてしまうのです)。まぁモーターサイクルがふたつホイールをぶら下げている限り、モーターサイクルをスピーダーバイクのように兵器として再び積極的に活用しようというマヌケな権力者はいないでしょうね(笑)。

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