今年2015年度から、4輪F1にホンダがパワーユニットサプライヤーとして復帰。そのパートナーは英マクラーレンで、1990年前後の時代に無敵を誇ったコンビネーションの復活・・・と日本を中心にファンの期待を集めてます。


1988〜1992年のマクラーレン・ホンダにはさまざまなドライバーが乗りましたが、一番ファンの思い出深いドライバーはやはりブラジルの英雄アイルトン・セナでしょう。日本のF1ブームの立役者のひとりでもあるセナは、その甘いマスクから女性人気も高く、日本では「音速の貴公子」という異名でもてはやされました。もちろん実力もピカイチで、1988、1990年、1991年と3度マクラーレン・ホンダでタイトルを獲得しています。

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カレーもいいけどハヤシもね? ホンダもいいけど・・・やっぱりDucati(セナ談←ウソ)


そんなセナ人気を当時ホンダはプロモーションに活用しておりました。1988年に発売した4ストローク水冷Vツイン250ccのニューモデル、「スパーダ」の広告モデルとして、セナを起用したことをご記憶の方も多いのでは? 2輪とは無関係じゃん、とツッコミたくなる方もいるかもしれませんが、実際、セナ自身熱心なモーターサイクリストでした。


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しかし、セナさんは自分時間=プライベートではホンダよりも、イタリアのドゥカティを愛用していました。

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デビューとともに世界的人気を博したM.タンブリーニ設計の916の、特別仕様車をセナはドゥカティにオーダーしたと言われています。しかし、1994年の事故でこの世を去ったセナはその1台を手にすることはありませんでした。1995年に発売された916 Sennaは、英雄の死に手向ける格好となった916シリーズの1機種です。なお1997年にはシルバーカラーのSenna2が発売されています。ちなみにSennaモデルはその後、M.タンブリーニがMVアグスタで設計したF4(750/1000cc)でも企画されていました。


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当時鈴鹿サーキットで、セナ対アラン・プロストの対決をライブで楽しんだオジサンとしては、セナが死んですでに20年経ったことにビックリしています。敬虔なカトリックだったセナは今頃天国で、モーターサイクルライディングを楽しんでいるのかもしれませんね?


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