『MASTERキートン』はアニメ化もされていて、女性ファンがけっこう多い作品ですね。ぼくも大好きです。
考古学者を目指しているのに軍隊に入ってしまったり、保険屋のオプ(事故か故意かを調査する探偵みたいなものです)をやっていたりと、なんだか優柔不断の主人公キートン。それでも憎めないし、とても頼りになる人物です。

今回のバイク乗りは、キートンではなく、彼が出会う一人の老人です。

鳥を避けて借り物のベスパを壊してしまうキートンを、年代物のBSA(イギリスのバイクです)に乗せて走りだすその老人は、元凄腕の殺し屋。早逝した息子の遺品であったBSAを乗ることで、自分を遠ざけていた息子のことを理解しようとしていました。

この老人を暗殺することで名を上げようとするチンピラギャングとの争いの中で、つかの間の友情を育む老人とキートンの心の通い合いを描く小編ですが、太陽や風や光を直にその身に受けることの悦びを通じて、死んだ息子に対する想いを深める老人が渋いです。

ぜひ、Amazonあたりで大人買いしてください。作者の浦沢直樹さんは電子書籍化はしない主義なので、コミック、買いましょう。

画像: エンターテイメントの中のバイク乗りたち:『MASTERキートン』の元殺し屋

『MASTERキートン』(マスターキートン)は、浦沢直樹・勝鹿北星・長崎尚志脚本、浦沢直樹作画による漫画。1988年から1994年にかけて小学館『ビッグコミックオリジナル』に連載された。単行本はビッグコミックスから、全18巻(Wikipediaより)


コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.