サウジアラビアを舞台とする第43回ダカールラリーは、2021年1月3日から15日までの期間に開催されます。2輪部門を制覇するのは、悲願のHRC復帰後初優勝を2020年大会に達成したホンダか? それとも連覇記録を途絶えさせられてしまったKTMか? 注目です!!

優勝争いは、やはりホンダ vs KTMが軸になる?

2019年大会まで続いたKTMのダカールラリー連覇記録は、アメリカ人初の王者となったリッキー・ブラベック(ホンダ)の優勝によりストップされることになったのは、2020年大会の大きな話題でした。

サウジアラビアでのダカールラリー2連覇を目指すホンダは、先日2021年大会の陣容を発表。リッキー・ブラベック、ホセ・イグナシオ・コルネホ(2020年大会4位)、ホアン・バレダ(同7位)、ケビン・ベナバイズ(同19位)の4名に、ワークスマシンのCRF450ラリーを託します。

一方、覇権奪回を目指すKTMは、トビー・プライス、サム・サンダーランド、マテアス・ウォークナーという強力なラインアップで対抗。いずれもダカールラリー優勝記録を持つ猛者であり、層の厚さではやはりKTMワークスが一番と言えるのではないでしょうか?

2011年から2019年大会まで、KTMの連覇記録更新をアシストしたKTM450ラリー。ホンダの最大のライバルです。

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2020年大会は3位となったT.プライスは、2016、2019年大会の覇者です。さらにKTMワークスは、2018年王者M.ウォークナー、2017年王者S.サンダーランドを擁しております。また26歳のオーストラリア人ライダー、ダニエル・サンダースも新戦力として加入しています。

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2大ワークス勢以外の、有力選手たちの活躍にも期待しましょう!

チームの総合力からホンダ vs KTMが優勝争いの軸になる可能性は高いですが、2020年大会2位のパブロ・クインタニラ(ハスクバーナ)、2018年大会ではステージ10まで総合首位を走り注目を集めたエイドリアン・バン・ベーフェレン(ヤマハ)、そして2020年3月にハスクバーナからヤマハラリー チームへ移籍したアンドリュー・ショートなど、他陣営にも優勝争いに絡めるポテンシャルを有する選手たちがいます!

2021年最初のモータースポーツ・ビッグイベントであるダカールラリー・・・熱い戦いが展開されることを期待したいです!

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