今年のIOMTT=マン島ツーリストトロフィーは、レコードラッシュが話題になった大会になりましたね・・・。最もプレミアなクラスであるセニアTTで優勝し、最速ラップ記録を更新したピーター・ヒックマン(BMW S1000RR)のオンボード映像をご紹介しますので、ぜひビビって? ご鑑賞ください!

ラップ記録・レース記録の更新が連続!

2018年はマン島TTで開催される全7クラスで、すべてのラップ記録が更新! されるという、まさに記録ラッシュな大会でした。スーパースポーツTTではマイケル・ダンロップが、ホンダCBR600RRで平均129mph台を叩き出しましたが、彼いわく「130mph超えも狙える」とのこと・・・。

M.ダンロップはスーパースポーツTT1で見事優勝しましたが、1時間11分51.072秒・・・すなわち126.027mph≒203.909km/hという平均速度は、10年前であればセニアTTやスーパーバイクTTで優勝争いしていてもおかしくないくらいの速さです(もっとも、1000ccマシン参加クラスと周回数は違いますが・・・)。

今年のマン島TTでは、写真のスーパースポーツTT 1のほか、スーパーバイクTTとライトウェイトTTで優勝し、通算TT勝利数を18勝まで伸ばしたM.ダンロップ。現在歴代3位の勝利数の彼ですが、現在23勝のジョン・マクギネスの記録も数年後には破っているかもしれませんね・・・。

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M.ダンロップは、650ccツインのパトンに乗りライトウェイトでもラップ記録を更新(平均122.750mph≒197.547km/h)。そのほかのラップ記録ですが、スーパーバイクTTはディーン・ハリソン(カワサキ)が134.432mph≒216.347km/h、電動バイクによるTTゼロはマイケル・ラッター(無限)が121.824mph≒196.057km/h、そしてサイドカーTTではベンとトムのバーチャル兄弟が119.250mph≒191.914km/hと、それぞれのクラスのTT周回速度記録を塗りかえました!

今年のTTの主役となったP.ヒックマン!

さて、今年のTTの主役となったのは・・・やはりP.ヒックマンでしょう! スーパーストックTTではBMW S1000RRを駆り、134.403mph≒216.301km/hというスーパーバイク/セニアTTでも通用するようなクラス最速ラップを更新して優勝!

そして大トリのセニアTTでは、ナント! M.ダンロップのマン島最速ラップを更新(135.452mph≒217.989km/h・1周16分42.778秒)。見事優勝を果たし、今年のTTの「顔」になりました。

今年のセニアTTをラップレコード&レースレコード更新で制覇したP.ヒックマン(BMW)。

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こちらの動画は、P.ヒックマンのBMW S1000RRのオンボードビデオです。島を周回する公道コースでの迫力の走りを、ぜひご堪能ください(スクリーンに当たった虫の死骸で、視界がイマイチなのはご愛嬌、ということでご容赦を!?)。

TT 2018 | Peter Hickman | Record Breaker | Senior Race On Board

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