先日、2017年の体制の発表会を行なった、ヤマハのファクトリーMotoGPチームですが、エースのバレンティーノ・ロッシと新加入のマーベリック・ビニャーレスの初対決が、現地時間28日に行われました・・・! ただし、マシンは150ccのアンダーボーン車ですけどね(笑)。
24時間の慌ただしい滞在でのプロモーションイベント
こちらの動画は、フィリピンで行われたヤマハの150ccモデル、スナイパー150MXiのプレス・カンファレンス、フォト・シュート・セッション、そして特設コースでのテスト走行の模様をおさめたものです。ロッシとビニャーレスのふたりは、わずか24時間の滞在という忙しいスケジュールで、このプロモーションに駆り出されたワケです・・・人気者は大変ですね・・・。
こんな豪華なイベント・・・日本でもやってほしいですけど・・・
フィリピンほか、東南アジアの国々は今、経済の発達もあって2輪市場が盛り上がっています。今後の成長も大いに期待できる市場なので、シェアの拡大目指して各メーカーは人気ライダーを起用してこのようなプロモーションに励んでいます。
日本でもロッシやビニャーレスが参加するイベントとか、もっとやって欲しいな〜とか思いますが、1960年代以降は輸出市場をメインとしている日本2輪産業の構造を考慮すると、なかなか実現が難しいコトなんでしょうね・・・(涙)。
ともあれ、ヤマハ加入後初テストでは、ロッシを上回るタイムでYZR-M1を走らせたビニャーレスが、本番のMotoGP開幕戦でもロッシを打ち負かす速さを見せるのか・・・? それとも大ベテランのロッシがエースの座を死守するのか・・・? 今年もヤマハMotoGPファクトリーチームから目が離せませんね!