1984年「ゴーストバスターズ」1989年「ゴーストバスターズ2」のリブート作品。
続編(ゴーストバスターズ3)ではなく、完全なリメイクである。
わぁわぁキャーキャー言いながら楽しめ!まるでアトラクション、そんな作品だ。
続編(
わぁわぁキャーキャー言いながら楽しめ!まるでアトラクション、そんな作品だ。
設定やプロットはオリジナルを踏襲。
オリジナルでは男性チームであったゴーストバスターズ(幽霊退治団)が、女性4名に変更。
心霊研究はお断り と大学を追われた3人の科学者(エリン、アビー、ホルツマン)と、元地下鉄職員(パティ)が悪霊退治の専門会社ゴーストバスターズを設立し、NYに大量発生し始めた心霊現象の解決に乗り出す、というストーリー。
オリジナル映画の主役であったビル・マーレイらもカメオ出演している。
ポップコーンとコーラを手に馬鹿笑いしながら見るべき娯楽作品
オリジナルの「ゴーストバスターズ」同様に、新生ゴーストバスターズも基本的にはおバカな4人組(それぞれがかなりのインテリの設定であるが)の活躍を、ニヤニヤしながら見るべき、シンプルな娯楽作品。あまり堅いことを言わず、ゴーストに出会っては大騒ぎする彼女たちを見て、大笑いすればいい。
最近の世相は、米国雑誌「Bulletin of the Atomic Scientists」が1945年から発表している終末時計の時計を30秒も進めて、残り2分30秒にするなど、どうにも暗くて陰気な騒々しさに溢れている。ぜひ現実社会にはびこる悪霊どもを彼女たちに退治してもらいたいと願うばかりだし、昨年大ヒットしたブルーノ・マーズのアルバム「24K Magic」のように底抜けに明るくバブリーでノリノリの気分を世界全体が待望していることは明らか。
映画や音楽くらい、明るく陽気で済ませたいものだし、そんな人にうってつけの映画である。