第225回は、 トヨタ『スプリンター トレノ』 をご紹介します。走る醍醐味を提供してくれたこちらのクルマは、スポーティなフォルムでファミリー層以外の客層も得たそうですよ。(あぁこ@ロレンス編集部)
トヨタ 『スプリンター トレノ』 (1990年)
トレノは先代モデルのAE80系からリトラクタブルヘッドライトを採用し、レビンとの差別化を行なってきた。
現行のモデルとなってもそれは受け継がれたが、ボディデザインはレビンと同様にノッチバッククーペのみとなっている。
ボンネットに大きなエア・バルジを採用したGT-Zは、中でももっともスポーティモデルで、165psのスーパーチャージャーエンジンを搭載。
クラストップの実力を発揮する。さすがにFFとの組み合わせではLSDなどが欲しくなるケースもあるが、一般レベルでは十分トラクションを発揮する。
FFとしてはお手本とも言えるサスセッティングによって、ハンドリングも実に軽快である。