第181回は、 日産自動車『フェアレディZ』 をご紹介します!日産ファンのみなさん、お待たせしました!海外ウケするのも納得です。日本車では珍しいスーパーカーのような、かっこいいスタイル憧れます。(あぁこ@ロレンス編集部)
日産 フェアレディZ(1981年)
日本の___というより、海外市場での人気の高い国際的な量産スポーツカー。現行モデルは53年8月10ヵ月ぶりのフルチェンジで登場した2代目Zだが、ボディスタイルは旧Zのイメージを色濃く残して、あまり新鮮味はない。その代り装備面では一段と豪華さを加えて、最高グレードのZ-Tには4スピーカーのカーオーディオ、マルチエアコン、ASCD、集中警報装置、ストップウォッチ付水晶デジタル時計、パワーウインドー、アルミロードホイール、ミシュランの195/70HR14スチールラジアルなどが標準でつくという豪華さを誇る。
「マイルドなスポーティカー」とも呼ばれるユエンで、ターボの登場を期待する声も強いが、実現していない。2シーターと2プラス2の2by2があり、ECCS採用で125PSのL20E型2000と、同じく145PSのL28E型2800のエンジンを設定。ベースモデルのZとパーソナル・スポーツのZ-L、最高グレードのZ-Tがあり、55年11月からはルーフのティンティッド・ガラスが取りはずせるTバールーフも新設、TバールーフZ-Tも追加されている。
サスは全車にフロント・ストラット、リア・セミトレーリングアームの伝説の4輪独立懸架を採用。前後ともスタビライザーつき。ブレーキはこれも全車にフロント・ベンチレーテッド、リア・ソリッドの4輪ディスクを装備する。ギアボックスは5速マニュアルのほか、3速オートマチックがZ-L、Z-Tに用意される。