開発コードネームは「103EX」

ロールス・ロイス・モーター・カーズがロンドンで公開した自身初のコンセプトカー「ロールス・ロイス ビジョン・ネクスト100」は「Future of Luxury(未来のラグジュアリー)」として開発を進めてきたものだ。

全自動運転機能を搭載している。

BMWグループの4つのビジョンのうちのひとつ

このコンセプトカーは103EXというコードネームで開発が進められてきたコンセプトカーで、2016年3月7日にミュンヘンで100周年を記念した「THE NEXT 100 YEARSー胸躍る未来へ、加速する。」にともない発表した4つのビジョンのうちのひとつである。

真に革新的で、未来のラグジュアリーを徹底的に追求した姿であるという。

4つの基本原則を選定

ロールス・ロイスはこのコンセプトカーの開発にあたり、未来のラグジュアリーモビリティ全体を象徴する4つの基本原則を選定した。それは1:パーソナル・ビジョン(個人の好みを反映)、2:エフォートレス・ジャーニー(平易な旅程)、3:グランド・サンクチュアリー(豪華なる聖域)、4:グランド・アライバル(威厳ある到着)である。

全自動運転でありながら一切妥協することなくオーダーメイド(コーチビルド)による独自仕様を提案した。

左側がヒンジで動き、ガラスキャノピーが持ち上がる。

スピリットオブエクスタシー、パンテオングリルなどロールス・ロイスのアイコンは健在だ。

全長は5.9m、全高1.6m、ホイールベースは現行ファントムエクステンデッドホイールベースとほぼ同じ。

2016年はBMWグループ100周年というだけではなく、ロールス・ロイス・モーター・カーズのい歴史においても大きな転換の年となりそうだ。

ロールス・ロイス ビジョン・ネクスト100の空間を動画でバーチャル体験

Enter 103EX: an effortless virtual reality 360° experience

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