第122回に引き続いて、第123回も 「ルーチェシリーズ」 をご紹介します!外観、内装とも落ち着きのあるデザインは品がある高級車であることを物語っています。ルーチェといえば、どうしてもコスモという双子車路線の印象がついてきますが、この当時その双子車をはっきりと切り分ける マツダの高級車 となりました。(あぁこ@ロレンス編集部)
ルーチェ4ドアHT13BLTD(1980年)
140PSのハイパワーを誇る13B型REに豪華装備をコンビしたルーチェの最高級モデル。ロジカルコントロール・オートエアコン、エンジン回転感応型パワーステアリング、ワンタッチ式パワーウインドー、カセットデッキつき2ウェイ6スピーカー・オーディオ、ウインカー連動コーナーランプなどをそろえたラグジュアリーなフルサイズカー。1225㎏のボディを軽々とひっぱるロータリーパワーの余裕も、最高級ルーチェにふさわしい。
ルーチェ4ドアHT2000SGX(1980年)
「4ドア専用車ならではの風格」をうたうルーチェには2ドア車がなく、4ドアセダンのほかには“4ドアピラードHT”と呼ぶセンターピラーつきのHTを設定している。ボディは全高がセダンより25〜30㎜低いほかは、全長、全幅とも同一で、セダンなみの居住性を持つHTとして売れゆきもセダンをしのぐ人気がある。110PSのMA型2000エンジンを搭載したSGXの装備内容はセダンとSGXとほとんど共通。マニュアル4速と5速がある。