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2014年以降、ゼロエミッション(無公害のモーターサイクル)車で競われるマン島TTの「TTゼロ」は、無限が製作する電動モーターサイクル「神電 」が優勝し続けています。そんな無限に、挑戦するライバルを紹介します。
パイクスピークに続き、マン島に挑むヴィクトリー!
そのチャレンジャーとは、アメリカのヴィクトリーモーターサイクルズのレーシングチームです。ヴィクトリーRRと名付けられたこの電動モーターサイクルは、スペックシート上ではライバルの無限を上回るパワーを発揮しています。
地元アメリカの有名な公道ヒルクライム、パイクスピークにも参加するヴィクトリー。マン島TTではどのような結果を残すのか? ヴィクトリーRRは過去の参戦データを活かして、バッテリーやモーターの性能などのアップデートが図られています。
迎え撃つ無限の活躍にも期待しましょう!
一方、王者無限は、今年「神電 伍」を投入。ライダーはジョン・マクギネスとブルース・アンスティという優勝経験が超豊富なマン島TTトップライダーを起用。3年連続1-2フィニッシュの偉業に挑戦します。
ヴィクトリーが起用するのは、マン島TTの英雄ジョイ・ダンロップの甥で、同じくTTの英雄だったロバートの息子のウイリアム・ダンロップ。TTでの勝ち星には恵まれていませんが、TTコースの経験豊富なライダーなので無限も要警戒でしょう。
今年のマン島TTウィークのなかで、TTゼロは6月3日から8日の決勝まで開催されます。どのような結果になるのか? 注目しましょう!