1984年に登場し一躍大人気となったテスタロッサは、一世を風靡しバブルの象徴とも言われたフェラーリのスーパーカー。今でも全く色褪せない魅力で、多くの人に愛されています。
以前、世田谷のプレミアム・カーショップに展示されているテスタロッサを見かけましたが、やはり、ドアサイドのエア・インテークが本当にクール、かつ優雅で美しいです。ちなみにテスタロッサとは、 赤い頭 という意味。エンジンのカムカバーが赤く塗られていることに由来しています。

2018年3月16日追記:2016年3月21日に公開されたコンテンツを一部修正しました。

排気量5L、V12エンジン、そして「Testarossa」のTR。

Ferrari 512TR

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そして、今回ご紹介するのは、 フェラーリ・512TR 。1991年に登場した、テスタロッサの後継モデルです。

512TRの名は、排気量5L、V12エンジン、そして、TestaRossaのTRから名付けられています。テスタロッサと比較すると、フロントノーズやドアミラーの装着位置、ルーパーに隠されたテールライトなどなどデザインにいくつかの変更はありますが、もちろんサイドのエア・インテークは健在。フレームの剛性は増し、内装は近代的になり、パワーはテスタロッサの380馬力から425馬力へとアップしています。そして、リアには「512TR」のエンブレム。

Ferrari 512TR

s.petrolicious.com

個人的には512TRの後に発表された、F512Mのファニーかつキュートな容姿も捨てがたいのですが…

一緒に暮らしたいのは512TRかな…。顔はテスタロッサの方が好きですが、お尻は512TRの方が好き。顔か、尻か…悩みます。

Ferrari Testarossa、512TR、512M

passionemotori.myblog.it

どちらにしろ、その日に備えて、重すぎるクラッチを軽々と踏み、これまた硬すぎるステアリングを軽々とまわせるように、トレーニングを積んでおこうと思います。

もし、512TRと一緒に暮らしていたら…。

貴方がもし、512TRと暮らしていたら…。そんな様子がわかる(?)動画をご紹介します。

キッチンに向かう男性。そこには、パンが無い。パンを買いにいかないと!
(この男性、よく見ると、自動車評論家のクリス・ハリス氏ですね)

軽装で外に出ると、そこには、赤い512TR。

美しい、サイドフィン。

パンを買いに、いざ出発!日常とは思えない加速とコーナリング。そんなにパンが欲しいのか。

…。なにか、違う…。と指を振るクリス氏。車を停め…

いきなり着替えだしたぜ。

やっぱり、512TRに乗るなら、これくらいきめないと!とな!

ギアを入れて…。

いざ、再出発!加速!加速!速すぎる!!!

ちなみに途中でパンをGETし、そして最終的にはお友達?にパンを渡していますが、これパンのくだり、いらなくないか?と思いつつ、やはり512TRが走る姿に、ただただうっとり。

The 1992 Ferrari 512 TR: A /DRIVE Film.

www.youtube.com

強くて、優雅で、美しい。フェラーリの名車、512TRでした。