Webモーターマガジンに掲載されている「テストコースの名が与えられたフラッグシップ「フェラーリ 599GTB フィオラノ」【スーパーカークロニクル・完全版/048】」では、フェラーリ 599GTB フィオラノ(2006〜2012年)のことが解説されています。フィオラノ以外にもフェラーリには、地名を車名にしたモデルが結構ありますが、みなさんは何台その名をあげられますか?
パッと思いつくモデル名をあげてみると・・・?
クルマの専門家ではなく、フェラーリファンでもない凡人の私でも、フェラーリの「地名車名モデル」といえばカリフォルニア、ポルトフィーノ、ローマ、マラネロ、モデナが思い浮かびます。あと公式名称ではないですけど、1968年のデイトナの愛称も有名ですね。
フェラーリのテストコースの地名に由来する車名を持つフェラーリ 599GTB フィオラノは、2006年のジュネーブショーで登場したV12エンジン搭載の前輪駆動(FR)2シーター。最高速度330km/h超の高性能を誇る、先代のマラネロ系GTの後継フラッグシップに位置付けられるモデルです。
イタリア以外の地名にはカリフォルニアがありますが・・・。
なおイタリア本国以外に北米地名が存在するのは、明らかにフェラーリにとって大きなマーケットであるアメリカを意識してのことでしょう。昨2004年、カリフォルニア州の名目州内総生産(GDP)は4.1兆ドルに達して日本を上回り、米国、中国、ドイツに次ぐ世界第4位になったというニュースは記憶に新しいです。
同年の同州経済成長率は6%・・・また、2021年から2024年までの名目GDP成長率の平均は7.5%という発展ぶりですから、高額車の狙うマーケットにカリフォルニアがなるのは当たり前のことといえるでしょうね。
日本も景気が良くなって、フェラーリが今の2〜3倍売れるようになったら、日本由来のフェラーリ車名も誕生するかもしれません。まぁ各シンクタンクによる近未来のGDPランキング予想を考慮すると、日本より中国やインドの地名が使われる可能性のほうがあるかもしれませんが・・・(苦笑)。
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