先日、ビューエル・ブランドが公道量産車のカテゴリーで復活するというニュースをお届けしましたが、「新生ビューエルに、創始者のエリック・ビューエルは関わっているの?」というご質問を多数いただきました。ということで、今回はエリック・ビューエルの「今」をお伝えいたします。

ブランド創始者のE.ビューエルは・・・新生ビューエルとの関わりはありません

先日の「ビューエル復活」記事の中でご紹介したとおり、新生ビューエルの舵取りをするEBRモーターサイクルズのCEOは、経営破綻したEBR(エリック・ビューエル・レーシング)の清算をしたリキッド・アセット・パートナーズのボス、ビル・メルヴィンがつとめています。

・・・ということなのですが、ビューエル・ブランドの生みの親であるエリック・ビューエルは今何をしているの? と思うのは、ビューエルファンのみならず多くの人の気になるところでしょう。結論から言いますと、E.ビューエルは新生ビューエルとの関わりはありません。

若い頃はロードレースにも熱中したE.ビューエル。彼は長年のエンジニアとしての活躍が評価され、2002年にAMAの殿堂入りを果たしています。

www.motorcyclemuseum.org

2009年にEBRを米国ウィスコンシン州に創立したE.ビューエルですが、財政破綻により彼は社を去ることになります・・・。

www.fuell.us

E.ビューエルは、フューエル=FUELLのCTO(最高技術責任者)をしています

ではEBRを去ったE.ビューエルが今何をしているのかというと、電動自転車/バイクメーカーであるフューエル(FUELL)のCTO(最高技術責任者)になっています! BUELL=ビューエルがFUELLの重役ってワケですが、新興メーカーである同社が如何にE.ビューエルのネームバリューに頼っているのかは、この語呂合わせなブランド名からも推察できますね。

2019年、E.ビューエルはコンサルタントのフランシス-ザビエル・テルニー、そしてF1やフォーミュラEのエンジニアであるフレデリック・ヴァスールとともに、共同設立者としてフューエルを創業。ロードレースに熱中し、スポーツバイク造りにそれまでの人生を注いだE.ビューエルを知る人には以外かもしれませんが、彼はEBR時代から電動バイクの可能性に高い関心を抱いてもいました。

画像: フューエルの電動バイク「FLLOW」(フロウ)。30分未満の高速充電で、最大150マイル≒241kmの航続距離を可能としています。駆動方式はリア側ホイール・イン・モーターを採用。モータースポーツ的観点では、重量のかさむホイール・イン・モーターはNGなレイアウトですが、公道用としては最も合理的とE.ビューエルは主張します。事実ホイール・イン・モーターのレイアウトにより、フロウは50リットル!という大きな収納スペースを確保しています。なお価格は、10,995ドル≒1,160,210円に設定されています。 www.fuell.us

フューエルの電動バイク「FLLOW」(フロウ)。30分未満の高速充電で、最大150マイル≒241kmの航続距離を可能としています。駆動方式はリア側ホイール・イン・モーターを採用。モータースポーツ的観点では、重量のかさむホイール・イン・モーターはNGなレイアウトですが、公道用としては最も合理的とE.ビューエルは主張します。事実ホイール・イン・モーターのレイアウトにより、フロウは50リットル!という大きな収納スペースを確保しています。なお価格は、10,995ドル≒1,160,210円に設定されています。

www.fuell.us

EBR時代に、E.ビューエルは長年関わりが深いハーレーダビッドソンや、インドのヒーローにも電動バイクのアイデアを提案してきましたが、両社ともにE.ビューエルの提案を受け入れることがなかったため、新たなベンチャービジネスに乗り出した・・・ということです。

またE.ビューエルによると、パートナーとなった2人のフューエル共同設立者は、長年内燃機関を使った乗り物造りに熱中してきたE.ビューエルが、実は電動の可能性についても熱心に追求する者だったことに驚いたそうです。

日常の足として、最も適した電動バイクというE.ビューエルの"イデア"を反映したフロウは、COVID-19パンデミックの影響などにより、予定していた2020年度の市販スケジュールどおりには発売できませんでしたが、内燃機関を使った乗り物の世界でイノベーターとして活躍したE.ビューエルが、電動の乗り物の世界でも活躍することを、期待したいです!

画像: New 2019 Electric Motorcycle Fuell Flow unleash your commute! youtu.be

New 2019 Electric Motorcycle Fuell Flow unleash your commute!

youtu.be
コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.