10月31日、あのヨシムラが2019-2020年シーズンのFIM EWC(世界耐久選手権)王者のSERT(スズキ・エンデュランス・レーシング・チーム)と組んで、次シーズンのFIM EWCに参戦することが発表されました。4度鈴鹿8耐を制覇した日本の名門と、16度FIM EWCタイトルを獲得した仏の名門のコラボレーションに期待したいです!
ルマンとスズカの二元中継で、新チームを発表!
今回の新チーム結成の発表は、「フランスと日本の象徴的な耐久チームが力を合わせ、2021年からFIM EWCに参戦」という謳い文句で5日前から告知されていました。そして10月31日、全日本選手権最終戦MFJグランプリが開催されている三重県・鈴鹿サーキットと、フランスのルマンを舞台とする二元中継で「ヨシムラ SERT モチュール」がFIM EWCにフル参戦することが明らかにされました。
日本勢が増えることになる、FIM EWCに注目しましょう!
プレゼンテーションには、フランス側はSERT監督就任後初のシーズンで、見事タイトル獲得に成功したダミアン・ソルニエ監督が参加。日本側はヨシムラジャパン代表の吉村不二雄、そして監督として現場で活躍する加藤陽平、そしてスズキのレース部門の佐原伸一の各氏が参加しました。
ヨシムラは1980年代から、SERTにチューニングしたエンジンを提供するなど長くFIM EWCに関わってきました。加藤氏のコメントによると、5年前からFIM EWCに参戦することを勧められていたとのことです。FIM EWCにおける日本勢といえば、2017-2018年に日本チームとして初のFIM EWCタイトルを獲得したF.C.C. TSR ホンダ フランスが活躍中ですが、ヨシムラ SERT モチュールとのFIM EWCでの好バトルを日本人としては期待してしまいます!
ともあれ、チャンピオンナンバーの1番をつけて、来シーズンのFIM EWCを戦うヨシムラ SERT モチュールの活躍が楽しみです!
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