英国の伝統のイベント!
今年はマン島TTなど、主要リアルロードレーシング(公道コースを使ったレース)がCOVID-19の影響で中止されることになってしまいましたが、英国の北ヨークシャーにあるオリバーズ・マウントでのゴールドカップは、例年どおり9月に開催されることになりました。
※オリバーズ・マウントのゴールドカップについては、こちらの過去記事もご参照ください。
もっとも、オリバーズ・マウントのコースは、マン島TTコースの1周約60kmのような長距離周回コースではなく、ショートサーキットの長さです(4km弱)。ただしその作りは、エスケープがほとんどなく、大部分のコースの幅が狭い・・・という"リアルロードレーシング的"なもので、ゴールドカップで活躍するライダーはやはり、リアルロードレーシングの名手たちです。
こちらのDuke VideoのYouTubeチャンネルで公開された動画は、今年のゴールドカップの「600A」クラスでのリー・ジョンストン(ヤマハYZF-R6)とディーン・ハリソン(カワサキZX6R)のバトルを収録したオンボード映像です。
ソーシャルディスタンス対策済み・・・とのことですけど?
9月11〜13日の週末3日間、ゴールドカップは600ccスーパースポーツ、クラシックスーパーバイク、2気筒車、サイドカーなどの各クラスのレースが、合計29ものテンコ盛り!! で行われました。観戦者の間の距離をとるようにするなど、COVID-19対策をすることで決行された今年のゴールドカップですが、リアルロードレーシング系ライダーのファンの方たちにとっては、非常に喜ばしいイベントだったに違いありません。
ただ動画を見ると、観戦者同士の距離がそんなにとられている・・・風にも見えないのですけど(苦笑)。それはさておき・・・最新600ccスーパースポーツを使って、あの狭いコースでバトルするって・・・かなりクレイジーです! スリル満点の動画を、ぜひチェックしてください!