FIM EWC=世界耐久選手権の一戦として8月29日〜8月30日にフランスで行われる予定の第43回ルマン24時間耐久ですが、なんと無観客での開催となることが発表されました。リスタートを始めた世界のモータースポーツですが、当分は無観客がトレンドになるのかもしれませんね・・・!?

フランスのCOVID-19対策を受けて・・・の決定!

世界的なCOVID-19感染拡大に翻弄された結果、2019-2020年シーズンの3戦目として8月29日と30日にルマンのブガッティサーキットで開催される予定のルマン24時間は、無観客という異例の方式で行われることがFIM、ルマン24時間の主催者であるACO、そしてユーロスポーツにより決定されました。

これは現在のフランス政府のCOVID-19対策・・・公的な集会および、一部の国と間の旅行制限を考慮しての判断であり、ルマン24時間に参加するライダーたちチームスタッフたち、彼らを応援するファンたち、そしてFIM EWCの運営に関与するすべての人々の健康を守るための措置でもあります。

画像: 2018-2019シーズンのルマン24時間のスタートシーン。日本では対象者は少ない・・・と思いますが、すでに第43回大会のチケットを購入した方には、チケット代が返金されるとのことです。 www.fimewc.com

2018-2019シーズンのルマン24時間のスタートシーン。日本では対象者は少ない・・・と思いますが、すでに第43回大会のチケットを購入した方には、チケット代が返金されるとのことです。

www.fimewc.com

COVID-19という難敵との戦い!!

長丁場の耐久レースの大きな魅力は、参戦チームの戦いぶりを応援する入場者たちとの"一体感"でしょう。今度のルマン24時間は、その大きな魅力を欠いての開催となるわけですが、関係者たちはFIM EWCのシリーズを"進め"て行くことが大事と、苦渋の判断を下したわけですね・・・。

画像: 2017年鈴鹿8耐の表彰式・・・ライダー、参加者、スタッフが、長い時間を戦った「戦友」になったような気分になれる瞬間です。 ©︎鈴鹿サーキット/モビリティランド

2017年鈴鹿8耐の表彰式・・・ライダー、参加者、スタッフが、長い時間を戦った「戦友」になったような気分になれる瞬間です。

©︎鈴鹿サーキット/モビリティランド

さてFIM EWCの"グランドフィナーレ"となるのが11月1日決勝の鈴鹿8耐ですが、そのころには無事に日本はCOVID-19感染拡大が収束しているでしょうか? こればかりは神のみぞ知る・・・です。

ともあれ我々ファンはルマン24時間、ボルドール24時間、そして鈴鹿8耐のゴールまで、ライダーやチームスタッフたちと一緒にCOVID-19という厄介な病気との「耐久レース」を一緒に戦うのだ! という気持ちでFIM EWCを応援していきたいですね!

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