今年、米パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム2輪部門にアプリリアのトゥオーノ・ファクトリーが、9:48という従来の記録タイムを更新すべく参戦しました。その迫力の走りを動画でお楽しみください!

準備期間は6ヶ月。175馬力のV4マシンが頂点目指して疾走!

コースが完全舗装化されてから、コースレコードブレーク合戦が激化しているパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム(PPIHC)ですが、今年の大会でアプリリアは名手レニー・スケイルスブルックを起用し、彼にトゥオーノ・ファクトリーを託して参戦しました。

画像: 1077ccの排気量で、175馬力を発生するトゥオーノ・ファクトリーの水冷65度4Vの心臓部。 www.youtube.com

1077ccの排気量で、175馬力を発生するトゥオーノ・ファクトリーの水冷65度4Vの心臓部。

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参戦にあたりアプリリアは6ヶ月の準備期間を用意。スタッフたちの期待を背負ったスケイルスブルックの戦いぶりをおさめた映像が、アプリリアの公式YouTubeチャンネルで公開されています。

画像: 栄光のゴールへ! 気になるタイムは・・・9:44:963! ニューレコードの誕生です! www.youtube.com

栄光のゴールへ! 気になるタイムは・・・9:44:963! ニューレコードの誕生です!

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これが最後のレコードになるのか? 復活の日を期待しましょう!

周知のとおり、今年のPPIHCでは2輪部門でドゥカティのカーリン・ダンが事故死しました。そして、主催者は2020年度のスケジュールから2輪部門を外すことを公表しています。

なお2012年のコース全面舗装化以降、2輪部門の死亡事故はC.ダン含め3件(2014年ボビー・グッデン、2015年カール・ソレンセン)もあります。完全舗装化前の死亡事故は1982年のビル・グロスまでさかのぼることからも、全面舗装化による高速化でライダーのリスクが大きくなったことは否定できないでしょう・・・。

もっともPPIHCの97年の歴史のなかで2輪部門の開催は41回であり、常にPPIHCに2輪部門があったわけではありません。それでも、PPIHCの2輪部門が来年からなくなることは2輪車ファンとしては寂しい話題ですね・・・。来たる100回大会ではぜひ安全対策を万全にして、その復活を期待したいです。

画像: Pikes Peak 2019 youtu.be

Pikes Peak 2019

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