ホンダは世界選手権参戦60周年にあたり、様々なイベント等を企画しています。その一環として今週末のMotoGP・・・オランダGPでは、Moto3に参戦するホンダ チーム アジアのマシンに、往年のワークスバイクであるホンダRC143のカラーリングを施したマシンを登場させました!

トム・フィリスによるホンダGP初優勝の快挙にリスペクト!

1959年のマン島TTは、ホンダが世界ロードレースGP(MotoGP)に初参戦した大会でした。ということで今年のマン島TTはホンダにとっても60周年という記念すべき大会だったのですけど、ホンダの勝利がないのは残念でしたね・・・。

しかし、MotoGPでは王者マルケスがタイトル防衛に向けて爆進中! 全日本JSB1000でも高橋巧がランキング首位をキープし、7月の鈴鹿8耐でも優勝候補の一角として期待を集めております。

そして、今週末の伝統のアッセンでのオランダGPでは、世界選手権参戦60周年の記念のひとつとして、ホンダ チーム アジアの鳥羽海渡と小椋藍が第1期ホンダワークスロードレースGP活動期のカラーリングをまとったマシンで、Moto3に参戦することになりました!

画像: www.motogp.com
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イエローラインが入ったシルバーのフェアリングに、レッドの燃料タンクとシートカウル・・・公式リリースには1961年のホンダGP初優勝車であるRC143(空冷4ストローク125cc2気筒DOHC4バルブ)のレプリカカラー・・・と記されておりますが、基本的にこのグラフィックは1959年から1967年までの、ホンダ製ワークスロードレーサーに採用され続けていました。

余談ですが初期のホンダ製ワークスロードレーサー・・・RCシリーズのフェアリングは、板金職人の腕技が光るアルミの叩き出し仕上げでした。アルミ製フェアリングは1963年まで使われましたが、その後燃料タンクとともにFRP製となり、フェアリングも塗装のフィニッシュになったわけです。

日本人のGP初優勝は、高橋国光(左)により1961年西ドイツGPにて達成されました。右のジム・レッドマンとともに、乗っていたマシンはホンダRC162(空冷4ストローク250cc4気筒DOHC4バルブ)で、このころはアルミ製のフェアリングと燃料タンクを採用していました。

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日本の若いライダーの活躍を応援しましょう!

今回記念カラーのホンダ製Moto3マシンに乗る鳥羽海渡は、今年の開幕戦カタールでキャリア初優勝を記録したMoto3フル参戦3年目のホープです。そしてもうひとりの小椋藍は、今年からホンダ チーム アジアからMoto3フル参戦を開始した若武者です!

伝統のグラフィックを身にまとったMoto3マシンで、日本の若者2人がアッセンでどのようなパフォーマンスを発揮するのか・・・!? 注目しましょう!

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