東京のオフィス街にあるHonda ウエルカムプラザ青山の前に、突如巨大なクルーザーが出現。道行く人たちの注目を集めている。その真意とは…⁉︎
画像: 道行く人達はオフィス街のクルーザーに騒然(筆者撮影)

道行く人達はオフィス街のクルーザーに騒然(筆者撮影)

画像: 子供たちも突然船を前にして興奮した様子(筆者撮影)

子供たちも突然船を前にして興奮した様子(筆者撮影)

新型船外機のお披露目サプライズ

実はこのクルーザー展示イベント、Hondaの大型4ストローク船外機の発売を記念したもの。展示されているベネトウ社のクルーザー・アンタレス8(日本初登場)には、今回発表された船外機の最上位モデルとなるBF250が搭載されている。

クルーザーにはHondaの最新船外機BF250が装備されている(筆者撮影)

展示されているクルーザーは内覧することも可能。世界最大のビルダー・ベネトウ社が手掛けているだけあって、そのインテリア・エクステリアは国内モデルとは一線を画している。

クルーザーの販売元となるユニマットプレシャスでは、同クルーザーのパフォーマンスを最大限引き立てるパワーユニットとして、Hondaの新型船外機・BF250Dを選択。購入時からBF250を搭載したパッケージボートとして販売する予定だ。
なお、クルーザーの展示は6月14日(金)〜6月18日(火)までとなっている。

発表された船外機はこちら!

今回発表されたのは、大型4ストローク船外機のBF250(250馬力)、BF225(225馬力)、BF200(200馬力)、BF175(175馬力)の4機種。どれも新開発となる電子制御リモートコントロールシステム(DBW)を搭載。多基搭載時の快適な操作性や、2系統の通信ラインを設けたシステムによる高い信頼性を兼ね備えている。写真はBF250です

そもそもDBWってなんぞや?

電子制御リモートコントロールシステム(DBW※)とは、物理的なワイヤーではなく、電気信号で制御する技術。従来のメカ式と比べ、よりスムーズで確実なシフト操作と、素早く正確なスロットル操作を実現してくれる。※DBW:ドライブ・バイ・ワイヤの略

DBW搭載機であれば、多基掛けをした際も、ボタン操作1回で各エンジンの回転数を制御することが可能。また、ワイヤーによる配線の必要がないため、これまでは構造上取り付けることができなかった船にも取り付けることができるのだ。

DBWの船外機搭載は今回の4機種がはじめてだが、これまでHondaの人気車・NSXをはじめ、各自動車にも採用されており、その信頼度は折り紙つき。まさに新時代の船外機と言えるだろう。
船外機の載せ替えや、ボートの購入を考えている方は、ぜひチェックしてみてほしい。

船外機の詳しい仕様は下記からどうぞ!

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