先月開催された"東京モーターサイクルショー"は皆さん楽しみましたか? ショー会場には魅惑のニューモデルのほか、各種ライディングギアブランドの展示も豊富で物欲を刺激されちゃいますね!! 数多くの展示品のなかで、私はコレに目がいっていまいました・・・。

もうヘルメットはたくさん持っているのに・・・

モーターサイクル好きの人が複数台のバイクを所有していると、「体はひとつなのに、そんなに何台もバイク所有してどうするの?」的なコトを友人や家族からいわれたりしますよね(私だけ?)。

それと似たような話ですが、私ヘルメットを割とたくさん持っていて、「頭はひとつなのに、そんなにヘルメット持ってどうするの?」と家族にdisられています(苦笑)。でもロードレース用、オフロード用、トライアル用、取材撮影用、あと・・・単なる収集癖とか物が捨てられない性格とか、様々な事情・都合・性癖で仕方ない面もあるのです(私だけ)。

今年で齢半世紀になっちゃうので、そろそろいろんなモノを断捨離して終活しなきゃ・・・と思ってはいるんですよ。モノより知性とか教養とか精神の充実が大事・・・とも思いますし。でも、現実に魅力的なプロダクトを目の前にすると、物欲がわいちゃうんですね。煩悩を断ち切るには、出家しないとダメかもしれません?

先日の東京モーターサイクルショーで、「おっ!!」と思ってしまったのは、ダイネーゼジャパンが展示していたAGVヘルメットの一連の「レジェンズX3000 & X70」シリーズでした。

画像: 20世紀末にオランダ・アッセンで、センチニアル・クラシック・TTが開催されましたが、そのちょっと前にアライがバリー・シーン、ジャコモ・アゴスチーニ、フレディ・スペンサー、ケビン・シュワンツのレプリカを販売したのは記憶に新しいです。 ←新しくないですね。旧聞です(苦笑)。このAGVのアゴ(左)&シーンレプリカは、1970年代現役当時に彼らが被ったブランドからのモノなので、よりレプリカ度が高いと言えるでしょう。

20世紀末にオランダ・アッセンで、センチニアル・クラシック・TTが開催されましたが、そのちょっと前にアライがバリー・シーン、ジャコモ・アゴスチーニ、フレディ・スペンサー、ケビン・シュワンツのレプリカを販売したのは記憶に新しいです。 ←新しくないですね。旧聞です(苦笑)。このAGVのアゴ(左)&シーンレプリカは、1970年代現役当時に彼らが被ったブランドからのモノなので、よりレプリカ度が高いと言えるでしょう。

画像: 50、80、125ccという軽量級のレジェンドGPライダーであるアンヘル・ニエト(左)と、スズキで最高峰500ccクラスタイトルを獲得したマルコ・ルッキネリのレプリカ。ルッキネリは500cc時代はナバユーザーでしたけど、4ストロークのドゥカティに走っていたときの途中でAGV契約になりました(うろ覚え?)。

50、80、125ccという軽量級のレジェンドGPライダーであるアンヘル・ニエト(左)と、スズキで最高峰500ccクラスタイトルを獲得したマルコ・ルッキネリのレプリカ。ルッキネリは500cc時代はナバユーザーでしたけど、4ストロークのドゥカティに走っていたときの途中でAGV契約になりました(うろ覚え?)。

画像: こちらはイタリアの英雄、レンツォ・パゾリーニのレプリカです。イエローのシールドは、彼が愛用した一眼ゴグルのアイシールドカラーのインスパイアなんでしょうね。

こちらはイタリアの英雄、レンツォ・パゾリーニのレプリカです。イエローのシールドは、彼が愛用した一眼ゴグルのアイシールドカラーのインスパイアなんでしょうね。

画像: こちらは英国のジョン・クーパー・・・ではなくて、こちらもパゾリーニレプリカですね。AGVのゴグル・・・イエローのアイシールドの「X70 / GOGGLES LEGENDS YELLOW」と組み合わせると、完璧なコーディネートになります。なおJ.クーパーとR.パゾリーニと鈴木忠男は、レース業界のムーンアイズ三人衆と呼ばれています。 ←うそです。私が勝手にそう呼んでいるだけです。

こちらは英国のジョン・クーパー・・・ではなくて、こちらもパゾリーニレプリカですね。AGVのゴグル・・・イエローのアイシールドの「X70 / GOGGLES LEGENDS YELLOW」と組み合わせると、完璧なコーディネートになります。なおJ.クーパーとR.パゾリーニと鈴木忠男は、レース業界のムーンアイズ三人衆と呼ばれています。 ←うそです。私が勝手にそう呼んでいるだけです。

頭はひとつだけ。その中身が空っぽな私でも、買うかどうか悩みます?

最近はオフロードヘルメットの名作であるベルMOTO-3が売られたりと、レトロデザインなヘルメットが注目を集めていますね。これらAGVのレジェンズX3000(フルフェイス)とX70(ジェット)も、その流れを組むものです。

これらレジェンズシリーズをショー会場で見ていて気になったのは、アゴが90,720 円(税込)、シーンとニエトがともに78,840 円(税込)、そしてルッキネリが65,880 円(税込)・・・という価格設定です。これは通算勝利数とか、レジェンドとしての格付けで価格が違うのかな? と思いましたが、真相は・・・? 

会場の説明員の方に質問すると、「ちょっとその辺は・・・」という回答。こういうヘンなことを聞いて、説明員を困らせてはいけないですね・・・? ちなみにパゾリーニレプリカの「X70 / PASOLINI」は45,360 円(税込)、そして"目玉ヘル"である「X70 / MONTJUIC SILVER」の方は、32,400 円(税込)という設定でした。

画像: AGVのレジェンズシリーズには、レプリカカラー以外の製品も展開されています。これらはレプリカよりもお安い価格設定なのが嬉しいですね。

AGVのレジェンズシリーズには、レプリカカラー以外の製品も展開されています。これらはレプリカよりもお安い価格設定なのが嬉しいですね。

フルフェイスはロードレース用ですでにあるので、選ぶとしたらジェットのX70の方かな・・・でも頭はひとつしかないから、ちょっとガマンするかな・・・? しばらくグダグダと、無い頭使って悩んでみようと思います・・・。

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