川崎重工がZ2こと750RSと、Z1こと900Super4シリンダーヘッドを再生産。2019年秋より同社の特設サイトで受注を開始するとのこと。
組替え作業はオーナーが自分でやるか、業者に依頼する他ないけれど、それは当たり前の話なので当然問題なし。価格はいまのところ未定ですが、当時の図面に規定された仕様を、現代の製造技術・製造法により実現するというコンセプトに基づいて新たに開発 されるとのことなので、オーナーとしてはかなり気になるところ。
部品構成(以下部品を同梱)
01 | カムシャフトブラケット | |
02 | バルブおよびその周辺部品 | |
03 | タペット | |
* | 当時の製造技術・製造法の結果として生じた細部の形状や表面の質感などを復元するものではありません。 | |
* | カムシャフトやシリンダーヘッドカバー、ガスケット類などは含みません。 | |
* | 排気管取り付け用のスタッドボルト寸法は、後期型のM8を採用しています。 | |
* | 「KZ1000Mk.II」など通称「角ヘッド」のモデルには適応していません。 |
発売から約半世紀が経ち、旧車と呼ばれて久しいZ2・Z1ですが、現在でも世界中のライダーから憧憬をもって愛され、レストアにより実際の走行が可能な美しい車両が数多く現存しています。当社は、両モデルのオーナーのニーズにお応えし、モーターサイクルライフスタイルをサポートするために、シリンダーヘッドの再生産を決定しました。
今回再生産するシリンダーヘッドは、当時の図面に規定された仕様を、現代の製造技術・製造法により実現するというコンセプトに基づいて新たに開発します。初回生産個数は1,000個で、注文の状況に応じて増産を検討します。
Z900RSの大ヒットで大いに気を吐くカワサキさんですが、ネオクラシックだけでなく、歴史的名車とはいえ はるか50年近く前の製品についても気をかけてくださるのは本当に嬉しい限りです。
これからもオトコカワサキを貫きます!
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