S660が登場した時は心が揺らいだ。何しろビート以来、20年ぶりの軽ミッドシップ2シーターオープンである。ビートオーナーにとっては気にならないわけはない。

軽だからって侮ってはいけない。

友人Tと彼のS660で1泊2日の旅行に出掛けた。その際、荷物は極力少なくしなくてはならなかった。収納は助手席を前に出して背もたれ後方、助手席足下、ボンネット内の幌を畳んで収めるケースのみ。ビートならリアのトレイと小振りだがリアにトランクがある。ひと回り小さいビートの方が収納性は高いのだ。スポーツカーなんだから収納は二の次という主張はわかる。でも、ここまで置き場がないと道の駅でお土産も買えない。

S660のプライスを見て「軽で200万円かよ」と驚く人は多い。でもサイズの小ささを除けば、4本のタイヤも含め備わっている物は小型車と何ら変わりはない。強いて言えばピストンがひとつ少ないぐらい。それでいて自動車税や保険など維持費が少なく済むことを考えればお得である。

かく言う私はこれからもずっとビート一筋!

連載「ホンダ偏愛主義」を1から読むならこちらから。

ホンダマニアが初めて買ったのは、初代シビックだった

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