2018年10月7日に行われたF1日本GP。今年は鈴鹿で30回目の開催で、タイトルスポンサーにホンダの名前が入り、様々なイベントや試みで多くのファンが足を運びました。チャンピオン争いではルイス・ハミルトン(Mercedes)が決定的な差をつけるのか、そして母国でホンダエンジンを積むトロロッソはどのような走りを見せたのでしょうか?

予選はメルセデスがフロントローを独占。母国で魅せた!トロロッソ・ホンダがベストグリッドの6位と7位をゲット!!

台風の接近により天気が不安定だった予選。シーズン後半から一気に他を突き放しているメルセデスがここでも予選ワンツーを獲得。ハミルトンがポールを獲得、バルテリ・ボッタス(Mercedes)が2位に入り、3位にはマックス・フェルスタッペン(Red Bull)が入りました。

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チャンピオン争いであとがなくなったセバスチャン・ベッテル(Ferrari)とフェラーリ。しかし予選は9位と最悪の結果に。僚友のキミ・ライコネン(Ferrari)も4位に止まり、決勝でも厳しい戦いを強いられることになります。

そして母国GPでホンダエンジンを積むトロロッソが予選ベストグリッドを獲得。ブレンドン・ハートレー(Toro Rosso)が6位、ピエール・ガスリー(Toro Rosso)が7位に入りました。パワーアップしたスペック3と呼ばれる新しいパワーユニットも機能し、地元のファンの前で最高のパフォーマンスを発揮しました。

予選結果

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メルセデスが圧勝しハミルトン優勝!トロロッソ・ホンダは惜しくも入賞ならず!

上位が順当にスタートする中、予選9番手スタートのベッテルがスタートで6位までポジションアップ!スタートからいきなりスパートをかけます。

1周目のシケインで、3位のフェルスタッペンが止まりきれず少しコースをはみ出します。フェルスタッペンはエスケープロードを使わずコース復帰を試みるも、コースに戻る際に4位のライコネンと接触。お互いマシンにダメージを負い、その隙にベッテルがライコネンをパスし4位に浮上します。

のちにフェルスタッペンには5秒加算のペナルティが科されました。

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2周目のホームストレートでシャルル・ルクレール(SAUBER)が前を走るケビン・マグヌッセン(HAAS)はパスしようと試みるも、マグヌッセンがストレート上でいきなり走行ラインを変更し、接触!この件はお互いペナルティを科されることがありませんでしたが、シケインとホームストレートでの接触でマシンの破片が撒き散らかされ、CS(セーフティーカー)が入ります。

8周目にSCが解除され、リスタート。4位まで追い上げたベッテルでしたが、3位のフェルスタッペンにスプーンで仕掛けるも両者接触!ベッテルはスピンし大きく順位を落としてしまいます。

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バタバタなフェラーリ勢をよそに快走するメルセデスでしたが、残り10周で3位のフェルスタッペンが差を詰めてきます。しかしハミルトン、ボッタスともにペースをあげ、順位はそのままでチェッカーを受けました。優勝はハミルトン、2位にボッタス、3位フェルスタッペンとなりました。これでハミルトンはベッテルに対し67点差をつけ、チャンピオンをほぼ確実のものとしました。

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予選で素晴らしいパフォーマンスをみせたトロロッソ勢は、スタートで順位を下げてしまい、ピット戦略のミスで惜しくも入賞とはなりませんでした。

来年はトロロッソ、そしてレッドブルに搭載されるホンダ。来年の活躍に期待です。

決勝結果

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