予選ではL.バルダッサーリが獲得し、バニャイアとオリベイラはセカンドローに並ぶ
前日に行われた予選ではロレンソ・バルダッサーリ(Pons HP40)がポールポジションを獲得。2位にはバニャイアのチームメイトで後半戦から調子を上げてきたルカ・マリーニ(SKY RACING VR46)、3位には速さを見せながらも、今シーズン未だ優勝がないアレックス・マルケス(EG 0,0 Marc VDS)が入りました。
これまで予選で上位に上がることができなかったミゲル・オリベイラ(Red Bull KTM Ajo)でしたが、今回は予選5位を獲得、6位のフランチェスコ・バニャイア(SKY RACING VR46)の前からスタートとなりました。
予選結果
チャンピオン争いを繰り広げる2チームが激突!バニャイアが7勝目をマーク
スタートは予選順のまま変わりありませんでしたが、2周目にはバニャイア、オリベイラの順でトップにたち、順位を入れ替えながら周回を重ねていきます。
6周目に今週末好調だったマルケスがなんと転倒!今シーズン転倒が目立つマルケスは残りのレースで修正することができるのでしょうか。
7周目にバニャイア、オリベイラ、ブラッド・ビンダー(Red Bull KTM Ajo)でトップ3を形成、バニャイアはレッドブル勢を相手にレースを引っ張っていきます。
残り3周で4位に上がっていたマリーニがトップ3との差を詰めてきました。ついにビンダーをパスし、なんとファイナルラップでオリベイラをパスし2位に!優勝はバニャイア、2位にマリーニが入り、VR46がワンツーフィニッシュを達成しました。
レース中盤から後半にかけてペースが上がらなかったオリベイラは3位に終わり、バニャイアとの差をさらに広げる結果となってしまいました。
レース結果
次戦はいよいよ日本GP!チャンピオン争いはポイント差が広がったとはいえ、まだまだ何が起こるのかわからない点差で1戦も見逃せません!そして今回自己ベストの8位でフィニッシュした長島哲太の活躍にも注目しましょう!