2018年9月30日に行われたGP3ロシアGPレース2。レース1でノーポイントに終わったC.アイロットがチャンピオン争いから脱落し、A,ユベールとN.マゼピンに絞られたチャンピオン争い。レースでは直接対決となりましたが、終盤にドラマが待っていました。

D.ベックマンがファイナルラップの逆転劇で今季3勝目!ユベールがチャンピオンに近く。

レース1決勝結果のリバースグリッドで行われるレース2。ポールポジションはジョーイ・モーソン(ARDEN INTERNATIONAL)、2位ジェイク・ヒューズ(ART GRAND PRIX)、3位はシモ・ラークソネン(CAMPOS RACING)となりました。チャンピオン争いを繰り広げているアンソニー・ユベール(ART GRAND PRIXは6位、ニキータ・マゼピン(ART GRAND PRIX)は7位からのスタートです。

決勝スタートはモーソンがトップで1コーナーへ。2コーナーで多くのドライバーがコーフオフする中、ラークソネンが2位に上がり、3位にデビット・ベックマン(TRIDENT)が浮上しました。

2周目の1、2コーナー間のストレートでジュリアーノ・アレジ(TRIDENT)とヒューズが接触!アレジは右リアをパンク、ヒューズはフロントウィングを破損し共にピットへ。その後接触の原因とされたアレジにドライブスルーペナルティーが課されます。

同じく2周目にラークソネンの後ろからユベールが軽く接触し、ラークソンはスピン。こちらは審議になりませんでした。

そのユベールをライバルであるマゼピンがオーバーテイク、4位に上がります。

レース1でも不調だったカラム・アイロット(ART GRAND PRIX)はレース2でも調子が上がらず11周目にピットイン、マシンを調整しレースに復帰しますが、アイロットにとって散々なレースとなりました。

13周目、これまでユベールと息詰まるバトルを展開してきた4位のマゼピンでしたが、ブレーキングをミスしウォールに接触しクラッシュ!チャンピオン争いで痛すぎるリタイア、ノーポイントになりました。

このマゼピンのクラッシュにより残り2周でVSC(バーチャルセーフティー)となり、ファイナルラップでVSCが解除。

これまで巧みなブロックで首位を守ってきたモーソンの後ろにベックマンが急接近。ファイナルラップでベックマンがモーソンをDRSを駆使しトップ浮上!わずかなチャンスをものにしたベックマンが今季3勝目を飾りました。2位にはVSCに泣いたモーソン、3位にリチャード・フェルシュフォー(MP MOTORSPORT)が入り、参戦6戦目で初表彰台を獲得しました。

画像1: www.gp3series.com
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ユベールはライバルたちがノーポイントの中、4位を獲得。チャンピオンに大きく近づきました。

決勝暫定結果

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残りはアブダビでの2レースのみ。ユベールがチャンピオンに王手をかけましたが、レースは最後までわかりません。全てが決まる最終戦アブダビGPをお見逃しなく!

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