予選はJ.マルティンが今季8度目のポールポジション獲得!
予選ではガブリエル・ロドリゴ(RBA BOE Skull Rider)が転倒するもトップタイムを記録し、セッションは終盤へ。しかしランキング2位のホルヘ・マルティン(Del Conca Gresini Moto3)がコースレコードを更新するタイムでポールポジションを獲得しました。2位にはヤコブ・コンフェイル(Redox PruestelGP)、3位にロドリゴが入りました。
しかしコンフェイルは最終コーナーでコースを脱輪しておりタイムが抹消され、ロドリゴが2位、3位にアロン・カネット(Estrella Galicia 0,0)という結果になりました。ランキングトップのマルコ・ベッツェッキ(Redox PruestelGP)は6番手スタートとなっています。
予選結果
ダ・ラ・ポルタが母国で初優勝!マルティンが2位に入り、ベッツェッキがまさかのノーポイント!!
決勝は2周目の最終コーナーで多重クラッシュが発生!ジュアウメ・マシア(Bester Capital Dubai)がクラッシュに後ろにつけていたカネット、ニッコロ・ブレガ(SKY Racing Team VR46)、佐々木歩夢(Petronas Sprinta Racing)、エネア・バスティアニーニ(Leopard Racing)が巻き込まれ、佐々木は右腕を骨折してしまいました。
レースはロドリゴ、マルティン、ファビオ・ジ・ジャナントニオ(Del Conca Gresini Moto3)、ベッツェッキ、ロレンソ・ダラ・ポルタ(Leopard Racing)の5台で先頭集団を形成し、レースを引っ張る展開に。先頭集団の4台は毎周順位を入れ替えながら周回を重ねていきます。ベッツェッキがレースを引っ張っていましたが、残り2周の最終コーナーでベッツェッキがまさかのクラッシュ!!
ファイナルラップはダラ・ポルタ、マルティン、ジ・ジャナントニオの3台のバトルになり、先頭を走るダラ・ポルタにジ・ジャナントニオが最終コーナーで仕掛けるも失敗。マルティンがイン側から仕掛けるもダ・ラ・ポルタが逃げ切りGP初優勝!
2位にはマルティンが入り、ジ・ジャナントニオが3位に入りました。マルティンが2位でポイントを獲得しましたが、ベッツェッキは痛恨のノーポイント。これでマルティンが再びランキングトップに返り咲く結果となりました。
決勝結果
再びランキングトップに返り咲いたマルティン、対するベッツェッキはあと少しのところで母国優勝とランキング首位の座が手から滑り落ちてしまいました。次戦はマルティンの母国スペインのアラゴン、このままマルティンが逃げ切ってしまうのか、はたまたベッツェッキがマルティンの母国でやり返すのか。
まだまだチャンピオン争いの行方がわからないMoto3、次戦は2週間後のモーターランドアラゴンで行われます。中盤から終盤にさしかかってきたチャンピオン争い、まだまだ見逃せない展開が続きそうです!