予選はフェラーリ勢に僅差で競り勝ったL.ハミルトンがポールポジション獲得!
母国GPで最多優勝がかかるルイス・ハミルトン(メルセデス)がセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、キミ・ライコネン(フェラーリ)のフェラーリ勢を僅差で抑え見事ポールポジションを獲得しました。今年はフェラーリも戦闘力があり、さらにこのイギリスGPでは予選でも高いパフォーマンスを発揮しました。決勝は面白い展開になること間違いなしです!
中団グループも超接近戦。これまで徐々に戦闘力を上げてきたザウバー勢はフリー走行で2人ともトップ10に入るなどポテンシャルの高さを証明しました。優勝争いもポイント争いも見逃せません!
予選結果
敵地でS.ベッテルが大波乱のレースを制し今シーズン4勝目!!
レースはオープニングラップから波乱の展開に!ポールのハミルトンがスタートミスし、ベッテル、ボッタスに先行されます。さらにライコネンもハミルトンに迫り3コーナーで仕掛けるも2台が接触!!ハミルトンがスピンし最後尾に後退してしまいます。ライコネンには10秒加算のペナルティが課され、タイヤ交換の際にペナルティを消化してコースに戻ります。そこからハミルトンが猛烈に追い上げ先頭グループに復帰します。
33周目にエリクソンが1コーナーでクラッシュしSC(セーフティカー)が出動、これによりハミルトンにとってさらに有利な展開に。38周目にSCが解除されますが、グロージャンとサインツが接触し共にリタイア、これにより再びSCが出動します。42周目にレース再開、翌周ライコネンがフェルスタッペンをストーコーナーの飛び込みでオーバーテイク。これで1位から4位までフェラーリとメルセデスが占めます。46周目にはフェルスタッペンがリタイア、そして48周目についにベッテルがトップのボッタスをオーバーテイク!ハミルトン、ライコネンもボッタスをオーバーテイクします。等間隔でこのままフィニッシュ、ベッテルが今季4勝目を飾りました。ハミルトンは最後尾まで下がりましたが猛烈な追い上げとSCの影響で2位でフィニッシュ、3位に10秒ペナルティを受けながらもライコネンが入りました。
レース暫定結果
今回はもの凄い展開の連続でした。今年のF1は誰が勝つのか本当にわからないシーズンで見逃せない展開が続いています。次回は2週間後のドイツGPです。お楽しみに!