ホンダにはスーパーヒットとなるバイクがたくさんある。そのカラーリングを可愛いモンキーに施したモデルもたくさん登場。中にはゆるキャラ「くまモン」とのコラボモデルもあった。
遊びの天才、ホンダの原付50ccレジャーバイク「モンキー」が2017年生産終了となりました。しかし2018年、モンキーが125ccとなって復活!この連載ではそんなモンキーの歴代車を1から振り返っていきます。
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FTRのようなトリコロールカラーでスポーティなイメージを表現
2001年にデビューしたモンキースペシャルは、ダートトラッカーレプリカのFTR223と共通したスポーティなイメージの、トリコロールカラーが印象的。タンクマークにはFTRと同じウィングマーク、サイドカバーにも専用ロゴが入る。
「究極のCB」CB1100R風のカラーリングを採用
スタンダードモデルと異なる専用カラーを採用したモンキースペシャル。2002年にはCB1100R風の白×赤のツートーンカラーを採用したモデルが登場。フレームやフロントフェンダー、そしてシートが赤いのも印象的だ。
専用カラー&メッキフェンダーでクラシカルな美しさを再現
2002年11月に登場したモンキースペシャルは、CB750FOURをイメージしたクラシカルで上質なカラーリング。前後メッキフェンダー、専用色のホイール、パイピング付きのシートもこのモデルのみの専用パーツ。
'80年代の大人気モデルCBX400Fカラーで登場
2003年12月のスタンダードモデルのカラー変更と同時に発売されたモンキースペシャルには、1980年代序盤を代表する人気モデルのCBX400Fをモチーフにしたカラーリングが採用された。サイドカバーには専用ロゴステッカーもあしらわれている。
あのフレディ・スペンサーが駆ったレーサーをイメージ
2004年12月に発売されたモンキースペシャルのカラーリングは、1982年のアメリカ・AMAスーパーバイク選手権、デイトナ100マイルレースであのフレディ・スペンサーが勝利した時に駆っていたマシン、CB750Fスーパーバイクレーサーを再現したデザインだ。
シルバーにブルーのラインが入ったタンクだけでなく、ハンドル、マフラー、ウインカー、ミラーをブラックアウトし、シートもカーボン調の表皮を採用。リアサスは赤いボディにブラックスプリングを組み合わせるなど、レーサーらしい精悍なイメージを表現。タンクの上面とキーにはスペンサーのサインをデザインするなど細かなこだわりで、伝説のCBレーサーの雰囲気を小さなモンキーにミックス。
往年の名車、CR110がモチーフのクラシックレーサー風カラー
2012年2月のスタンダードモデルのカラー変更と同時に登場した新たなモンキーリミテッドは、1962年にデビューしたDOHC単気筒エンジンを搭載した50㏄市販レーサーの名車、CR110を想わせるクラシックレーサー風のカラーリングが特徴だった。
熊本県のゆるキャラ「くまモン」とコラボしたユニークな1台
ホンダと熊本県がコラボレーションし、熊本県のPRマスコットキャラクターとして絶大な人気を誇るゆるキャラ「くまモン」のイメージを大胆にモンキーにミックスして誕生したモデル。タンクやシート、フレーム、クランクケースカバー、ホイールなど、全身がくまモンのイメージカラーであるブラックとレッドを基調にしたツートーンカラーで固められている。
赤いホイールはくまモンのほっぺのイメージして採用。さらにタンクにはホンダの立体エンブレムに加えてくまモンが笑っているイラストバッジも装着。くまモンの独特なキャラクターと、モンキーの愛らしさがマッチしてさらに魅力が増した1台だ。
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