「DMM. プラネッツ Art by team Lab」が超進化
2016年に東京・お台場で開催し、6時間以上待ちのまま47日間で幕を閉じた「DMM. プラネッツ Art by team Lab」が、「チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com」として豊洲に帰ってきます。
前回も大きな話題を呼びましたが、今回オープンする「チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com」では、「DMM.プラネッツ Art by teamLab」より大幅に進化したコンテンツに加え、完全新作も追加。前者を（進化版）、後者を（新作）と表記してご紹介しますので、とにかく写真だけでも見ていってください。絶対行きたくなりますから。
（進化版）光の宇宙空間が全方位に無限に広がる「The Infinite Crystal Universe」
一般的に言う「点描」は、点の集合で絵画表現を行ったものですが、こちらは、光の点の集合で立体物を創った作品。光の立体物の集合体によって表現された宇宙空間が、全方位に無限に広がるインタラクティブな作品です。
参加者が自身のスマートフォンから"宇宙の構成要素"を投げ込むことで、この空間は創られるという本作。それぞれの呼び出された世界は互いに影響を受け、また、人々の存在にも影響を受けます。型にはまった完成というゴールはなく、常に変化・進化し続ける「The Infinite Crystal Universe」。あなたも表現者の一員としてあたらしい空間を生み出してみませんか？
（進化版）巨大なドーム空間の作品「Floating in the Falling Universe of Flowers」
1年間の花々が、時間と共に刻々と変化しながら咲き渡っているというフシギ空間です。寝転ぶ、もしくは、座ってしばらくいると、やがて身体は浮遊し、世界と一体化する感覚に陥るという、没入感満点の作品。
参加者が自分のスマートフォンで"蝶"を選択し投げ込むと、生命の宇宙に蝶が舞います。本作はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けているため、あらかじめ記録された映像を再生しているわけではないのです。
その瞬間の空間は二度と見ることができないという貴重なときを、あなたの手でさらに美しく彩ってください。
（進化版）無限に広がる水面の作品「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング - Infinity」
鯉が泳ぐ無限に広がる水面に実際に自身も入り歩くことができる本作。
泳ぐ鯉は、水の中の人や他の鯉の影響を受け、人々にぶつかると、花となって散っていきます。さらに、人々の存在に影響を受けて泳ぐ鯉の軌跡によって、色とりどりのの線が描かれます。
万華鏡の一部のような、美しくも儚い空間に一歩足を踏み入れたら、時間を忘れてただただ漂ってしまうかもしれません。
（新作）有機的に動き続ける、 無数の浮遊する光の球体に埋め尽くされた「変容する空間、 広がる立体的存在 - 自由浮遊、 3色と新しい9色」
空間は、自由に浮遊する光の球体によって埋め尽くされています。参加者はその球体をかき分けながら空間の中に入っていくことになりますが、球体は衝撃を受けると色を変化させ、色特有の音色を響かせます。さらに、まわりの球体は、近くの球体から3次元方向に連続的に呼応し、同じ色になり同じ音色を響かせていくという、想像するだけで軽くトリップしてしまいそうな…期待の新作です。
近代以前、日本では「かさねのいろめ」という、表の色と裏の色の組み合わせ（当時の絹は薄かったので裏地が透けたため複雑な色彩となった）や、重なる色彩のグラデーション、織りの縦糸と横糸の組み合わせなど、複雑な色彩に、季節の色の名前がついていました。本作の球体もそちらに倣い、9色（水の中の光、水草のこもれび、朝焼け、朝空、たそがれ時の空、桃の実、梅の実、花菖蒲、春もみじ）と、青、赤、緑の計12色の色に変化していきます。
他にも展示が盛りだくさん
「坂の上にある光の滝（Waterfall of Light Particles at the Top of an Incline ）」や、「冷たい生命（Cold Life）」、「わらかいブラックホール - あなたの身体は空間であり、 空間は他者の身体である（Soft Black Hole - Your Body Becomes a Space that Influences Another Body）」など、タイトルだけで気になる作品がまだまだあります。
とにかく行こう。没入しまくった先に、あなたの隠されたクリエイティブ魂に火がつくかもしれません。
イベント概要
タイトル：
チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com
所在地:：
東京都江東区豊洲6-1-16 teamLab Planets TOKYO
オープン：
2018年7月7日（土）18:00 ※25:00閉館予定
会期：
2018年7月7日～2020年秋
時間：
平日 10:00～25:00 土日祝 9:00～25:00 ※最終入場24:00
総敷地面積：
10,000平米
主催：株式会社PLANETS
料金：
＜2018年7月＞
「オープン記念平日割引チケット」 ※土・日・祝日以外
大人（18歳以上） 通常チケット：2,400円 プライオリティレーンチケット：5,000円
中人（12歳～17歳） 通常チケット：2,000円 プライオリティレーンチケット：4,300円
小人（4歳～11歳） 通常チケット：1,500円 プライオリティレーンチケット：3,200円
シニア（60歳以上） 通常チケット：2,000円 プライオリティレーンチケット：4,300円
障がい者割引 通常チケット：1,200円 プライオリティレーンチケット：2,600円
＜基本価格＞
※7/7オープン日・7月土日祝日・8月以降
大人（18歳以上） 通常チケット：3,200円 プライオリティレーンチケット：6,000円
中人（12歳～17歳） 通常チケット：2,700円 プライオリティレーンチケット：5,100円
小人（4歳～11歳） 通常チケット：2,000円 プライオリティレーンチケット：3,800円
シニア（60歳以上） 通常チケット：2,700円 プライオリティレーンチケット：5,100円
障がい者割引 通常チケット：1,600円 プライオリティレーンチケット：3,100円
