数字でわかる、この組み合わせのスゴさ!
ロレンソとレプソル・ホンダの間で2019年からの2年契約が合意に至ったニュースは、MotoGP公式サイトおよびHRC(ホンダ・レーシング)公式サイトでも報じられています。
株式会社ホンダ・レーシング(以下、HRC)は、FIM※1ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦するホルヘ・ロレンソ選手(31歳 スペイン)と2019年からの2年契約に基本合意し、ワークスチーム※2ライダーとして「レプソル・ホンダ・チーム(Repsol Honda Team)」から参戦することを発表しました。
ホルヘ・ロレンソ選手は、2008年にMotoGPクラスにステップアップ。その後、2010年、2012年、2015年と3度のワールドチャンピオンとなるなど、輝かしい成績を残してきました。
なお、2019年のワークスチームの体制については、改めて発表します。
※1FIMとは、Fédération Internationale de Motocyclisme(国際モーターサイクリズム連盟)の略称
※2ワークスチームとは、マシンを製造しているメーカーが運営しているチーム。 Hondaでは株式会社ホンダ・レーシング(HRC)が運営するチーム
言うまでもありませんが、すでにレプソル・ホンダ・チームと契約を更新しているエースライダーのマルケスと新加入するロレンソのふたりは、近年のMotoGPで輝かしい業績を残してきたライダーです。
2010、2012、2015年のタイトルはロレンソ、2013、2014、2016、2017年のタイトルはマルケスが獲得・・・つまり、2011年のケーシー・ストーナー(ホンダ)を除き、2010年から2017年のMotoGPタイトルはふたりが分け合っていたことになります!
またマルケスとロレンソの2人は、これまで11の世界タイトル、130の勝利、255の表彰台を合わせて獲得しています。同じ舞台で戦う2人の才能豊かなMotoGPチャンピオンが、来期から同じチームで戦うことになるわけですから、これはライバルたちにとっては脅威になることでしょう。
まだ2018年シーズンなかばで来年のハナシをするのは鬼に笑われてしまいますが(苦笑)、来期のドリームチームともいえるレプソル・ホンダ・チームの2人がどのような戦いをするのか・・・今年のMotoGPの今後の展開を材料に、想像することを楽しみたいですね!