先週末ドニントン・パークで行われたSBK(世界スーパーバイク選手権)英国ラウンドの併催レースであるSSP300(世界スーパースポーツ300選手権)で、スペインのアナ・カラスコ(カワサキ)が優勝しました! 現在ランキング首位の彼女は、FIMが統括する世界選手権の女性初のチャンピオンになれるのか・・・今後も目が離せないです!

前戦イモラ(イタリア)に続き優勝!

昨年度から始まったSSP300は、各メーカーの中型市販車をベースにしたレースです。かつてMoto3を走っていたカラスコは初年度からSSP300に参戦。ポルトガルラウンドで見事優勝し、FIM統括の世界選手権で優勝した初の女性ライダーとなり、世界的な話題となりました。

今年のSSP300でカラスコは、第1戦アラゴンは6位、第2戦オランダは5位と表彰台を逃しましたが、第3戦イタリアで今期初優勝を記録! そして第4戦イギリスでも連勝しています。

画像: SSP第4戦イギリスの表彰台。中央が1位のA.カラスコ(カワサキ)、向かって左が2位L.グリューンヴァルト(KTM)、同右が3位S.デルー(カワサキ)。 www.worldsbk.com

SSP第4戦イギリスの表彰台。中央が1位のA.カラスコ(カワサキ)、向かって左が2位L.グリューンヴァルト(KTM)、同右が3位S.デルー(カワサキ)。

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ちなみにドニントン・パークのSSP300の表彰台の顔ぶれは前戦イモラと一緒で、1-2-3位の並びも一緒でした。イギリスラウンドでちょうど全8戦のSSP300の半分を終えたことになりますが、残り4戦もこの面々を中心にタイトル争いが繰り広げられることになるのでしょう・・・。

画像: カワサキニンジャ400を駆りレースをリードするA.カラスコ。ブランニューのニンジャ400のSSP300での戦闘力は高く、エントリー中14人のライダーがニンジャ400で今年のSSP300を走っています。 www.worldsbk.com

カワサキニンジャ400を駆りレースをリードするA.カラスコ。ブランニューのニンジャ400のSSP300での戦闘力は高く、エントリー中14人のライダーがニンジャ400で今年のSSP300を走っています。

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第4戦終了時点でのランキングは1位カラスコが2勝で73点、2位グリューンヴァルトが1勝で51点、そして3位デルーは優勝こそないですが全戦表彰台獲得で46点を稼いでいます。このままカラスコがランキング首位を守って女性初のFIM王者になることができるのか・・・それともライバルたちがそれを阻止するのか・・・今後のSSP300の展開に注視していきたいです!

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