449ccユニカム・エンジンはレーサー譲り!
アメリカ市場向けに用意された、ホンダ製オフロードのCRFシリーズ2019年モデルが先日発表されましたが、CRF450Lはそのなかの1機種です。末尾の「L」が示すとおりデュアルパーパス車で、LEDヘッド/テールライト、セルスターター、6速ギアボックス、リアスプロケットダンパー、サイドスタンド・・・etc. 公道走行に必要な保安部品が標準装備されています。
499ccの水冷ユニカム4バルブ単気筒は、クランクのイナーシャをエンデューロレーサーのCRF450X比で13%アップ。基本的にレーサーのエンジンはピックアップが鋭すぎてデュアルパーパス車の用途には向いていませんが、そのあたりはしっかり最適化しているみたいです。
アメリカでは$10,399・・・日本で販売するとしたらおいくら?
装備重量は約131kg。燃料タンク容量は約7.6リットル。なお燃料タンクの材質はCRF450系レーサーと同じくチタン製を採用していますが、デュアルパーパス版を用意することで量産効果によるコストダウンがさらに進むことになるのでしょうね。
エンジンが性能最優先のレーサーベースなので公道車としての耐久性がどれくらいあるの・・・という点が気になりますが、ピストンに3本リングを採用するなど耐久性も考慮していることがうかがえます。まぁ安心のホンダ品質でしょうから、期待しましょう!
気になるオネダンは・・・アメリカでは10,399ドル(約1,139,000円)の値札がついています(2018年5月24日現在、@US$1=約109円)。もし国内仕様が登場するとしたら・・・なるべくお安く設定してほしいですね(笑)。
こちらの動画はアメリカ市場向けCRFシリーズの広告動画ですが、CRF450Lは2分35秒くらいから登場します。CRF450Lの走りを見たい方は、ぜひチェックしてください!