![画像: 2018年スーパーGTを観に行きたくなる決定的理由!NSXがついに本領発揮!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783342/rc/2018/04/25/8aa78b3d6ffa377eaa068cce0de432a7ca42cb5a_xlarge.jpg)
観に行きたくなる理由その1:GT500マシンが妙に速い。
スーパーGTには「ハンディ」と呼ばれるルールがあります。上位入賞したマシンには順位によって、次のラウンドでウェイトと呼ばれる重りが積まれるのです。レースの駆け引きを面白くするための演出のひとつですが、開幕戦の岡山では当然ながら、それが一切積まれません。
つまり、純粋にその年のマシンの出来栄えが、まずはこの一戦で明らかになる、ということです。そして2018年のNSX-GTは、見事に1-2フィニッシュ。実は下馬評どおり、例年にない速さを獲得していたのでした。
![画像: #100 TEAM KUNIMIITSU「RAYBRIG NSX-GT」 Driver:山本尚貴/ジェンソン・バトン](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783342/rc/2018/04/25/f98181aa54647a49cc9019b76d8c372fbfed8cd6_xlarge.jpg)
#100 TEAM KUNIMIITSU「RAYBRIG NSX-GT」 Driver:山本尚貴/ジェンソン・バトン
![画像: #17 KEIHIN REAL RACING 「KEIHIN NSX-GT」 Driver:塚越広大/小暮卓史](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783342/rc/2018/04/25/aefc4da73a888466c74ff4e8a4f52468134546d8_xlarge.jpg)
#17 KEIHIN REAL RACING 「KEIHIN NSX-GT」 Driver:塚越広大/小暮卓史
![画像: #8 AUTOBACS RACING TEAM AGURI「ARTA NSX-GT」 Driver:野尻智紀/伊沢拓也](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783342/rc/2018/04/25/9ba450de6ff325bc9a46fcb8696eba91e3fe0e3e_xlarge.jpg)
#8 AUTOBACS RACING TEAM AGURI「ARTA NSX-GT」 Driver:野尻智紀/伊沢拓也
![画像: #64 Epson Nakajima Racing「Epson Modulo NSX-GT」 Driver:ベルトラン・バゲット/松浦孝亮](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783342/rc/2018/04/25/6017d2874fd5a60ecf80d0a5b38e19f36d575a31_xlarge.jpg)
#64 Epson Nakajima Racing「Epson Modulo NSX-GT」 Driver:ベルトラン・バゲット/松浦孝亮
![画像: #16 TEAM MUGEN「MOTUL MUGEN NSX-GT」 Driver:武藤英紀/中嶋大祐](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783342/rc/2018/04/25/baed5cfcd347c94a0d16a4428a9881e171eea968_xlarge.jpg)
#16 TEAM MUGEN「MOTUL MUGEN NSX-GT」 Driver:武藤英紀/中嶋大祐
速くなった原因はもちろんいろいろありますが、とくに「プレチャンバー」と呼ばれるシステムの信頼性が上がったことにある、と言われています。数年前からF1GPでも導入されているもので、エンジンの急速燃焼を促し効率よくハイパワーを発揮することが可能になります。
ちなみにライバルのレクサスLC500も、今シーズンからプレチャンバーを導入したという噂もあり、今後の戦いの行方が注目されるところです。
観に行きたくなる理由その2:GT300マシンが妙にカッコいい。
![画像: #34 Modulo Drago CORSE「Modulo KENWOOD NSX GT3」 Driver:道上 龍/大津弘樹](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783342/rc/2018/04/25/e8d85727eb9ca7cac7fa6259cb62c06a7ff2509a_xlarge.jpg)
#34 Modulo Drago CORSE「Modulo KENWOOD NSX GT3」 Driver:道上 龍/大津弘樹
2018年シーズンからホンダは、同社のスーパースポーツカーNSXをベースとするピュアレーシングマシンの市販をスタートしました。レギュレーションとしては国際自動車連盟(FIA)の規定する「GT3」クラスに当たるもの。そして今シーズンからはスーパーGTの「GT300」クラスに、NSX GT3が参戦しています。
空力性能を煮詰めた結果、エアロデバイスで全身を武装したGT500マシンと違って、誰でも買えるレーシングカーらしくすっきりとしたルックスが印象的。機能性を追求したカスタムスタイルは、NSX本来のデザイン的美しさを際立たせているように思えます。
![画像: #777 CARGUY Racing[「CARGUY ADA NSX GT3」 Driver:横溝直輝/木村武史/ケイ・コッツォリーノ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783342/rc/2018/04/25/cb9419d08490b7620620b03b08872cfd979ed9a9_xlarge.jpg)
#777 CARGUY Racing[「CARGUY ADA NSX GT3」 Driver:横溝直輝/木村武史/ケイ・コッツォリーノ
このスタイリッシュなマシンで2018年を戦うのは2チーム。34号車の「Modulo Drago CORSE」と777号車の「CARGUY Racing」の健闘にも要注目!です。
観に行きたくなる理由その3:バトンと直樹がいい味出してます。
![画像1: 観に行きたくなる理由その3:バトンと直樹がいい味出してます。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783342/rc/2018/04/25/414a39c8669ad188794263b2f4b39e61f324b261_xlarge.jpg)
ある意味、2018年シーズンのホンダ勢にとってもっとも大きな話題と言えるのが、F1GPでチャンピオン経験のあるジェンソン・バトンがフル参戦していることでしょう。昨年の鈴鹿1000kmではスポット参戦して話題を呼びましたが、今年は山本貴とタッグを組んでチーム・クニミツに加わり、100号車「RAYBRIG NSX-GT」を操ります。
![画像2: 観に行きたくなる理由その3:バトンと直樹がいい味出してます。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783342/rc/2018/04/25/e996694beb6730729ec4c03995657589f838f467_xlarge.jpg)
開幕戦では見事に2位で表彰台へ。にこやかにファンの声援に応えていました。身長182cmのバトンと同164cmの山本のコンビは、妙にウマが合っている様子。ふたりが最強コンビとなるのかどうか、は今シーズンの大きな見どころと言えるでしょう。
「富士500kmレース」は5月3-4日。19-20日はすぐに鈴鹿戦。
![画像: 「富士500kmレース」は5月3-4日。19-20日はすぐに鈴鹿戦。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783342/rc/2018/04/25/a3c326308c49f68dbd9a8cc2267bcc8b8532523a_xlarge.jpg)
第2ラウンド「富士500kmレース」は5月3-4日に富士スピードウェイで開催。
以降、5月19-20日の鈴鹿サーキットに続きます。
ホンダファンならぜひ、応援よろしく!家族で遊びに行ってもきっと楽しめる、国内屈指のレースイベントです。
詳細はスーパーGT公式ホームページで確認してください。