「絵を描きたい」「でも人前で描くのはちょっと……」
動機や目的はさまざまですが、 絵を描くニーズは意外と多いもの。
電話中、なんか手持ち無沙汰で、手元で密かにナゾの絵が完成してることとかありません?突発的絵が描きたくなる症候群です。また、「仕事の現場で頭の中にあるプランをサラッと絵にしたい」と思うことがある方も多いのでは。効率的だし、なによりカッコよくないですか。
そんな皆さんに朗報。新しいタイプのデッサンの教科書、『線一本からはじめる伝わる絵の描き方 ロジカルデッサンの技法』が登場します。
特徴は次の4つ。
特徴1:「絵で伝わること」がゴール
絵にはいろいろな目的がありますが、 本書のゴールは「伝わる絵」です。 デッサンの基礎を学びながら、 ものの形をきちんととらえた絵が描けるようになります。 そのため、 ちょっとした絵が描ければいいという人、 見栄えのするイラストを描きたい人、 精密な写実画を描きたい人など、 あらゆる人の役に立つ内容になっています。
特徴2:ペンと紙があればOK
絵の描き方というと、 「必要な画材を揃えて、 鉛筆の削り方を学んで……」と描きはじめるまでの準備があれこれ必要なイメージがありますが、 本書では特別な画材は使いません。 ボールペンや鉛筆、 コピー用紙やメモ帳など、 ふだん使っている身近な道具を使ってすぐに練習をはじめます。
特徴3:センスや鍛錬は不要
本書では、 ものを○や△、 □といった基本図形に分解してから1つの絵に組み立てるというアプローチで絵を描く手順を解説しています。 たとえばコーヒーカップなら、 「円柱+楕円の組み合わせでカップ本体、 長方形の組み合わせで持ち手」といったように大まかな形を組み立ててから、 細かな形や質感を描き込んでいきます。 そのため絵が苦手な人でも、 簡単にいろいろなものが描けるようになります。
特徴4:自然とデッサン力が身につく
1本の線からはじめて、 平面的な絵、 立体的な絵、 人物、 情景まで、 身の回りにある親しみやすいモチーフを題材に練習します。 それぞれ一筆ごとに丁寧に描き方を解説しているので、 迷うことなく練習できるのも特徴です。 本書の題材を全部描き終わったころには、 自然とデッサン力が身につくような構成になっています。
以上の特徴が実現できたのは、OCHABI Instituteの『大人のためのアートスクール - OCHABI artgym』のコーチ陣が、 その豊富な指導経験にもとづいて開発したデッサンのノウハウをギュギュッと集めたからだそう。欲しい・・・今日から発売だから帰りに買ってしまおうか。今週末はクリエイティブな時間を過ごせそうです。
書誌情報
書名:線一本からはじめる伝わる絵の描き方
ロジカルデッサンの技法
著者:OCHABI Institute
発売日:2018年3月16日(金)
ページ数:176ページ
サイズ:B5変形判
価格:本体1,800円+税
電子版価格:1,620円+税 ※3月発売予定 ※インプレス直販価格