イタリアのピニンファリーナのデザインする近未来の車。香港をベースとするHybrid Kinetic Group社との共同企画の第4作目が発表されました。その名は「HK GT」。
H600, SUV K550, SUV K750,,,, HK GT
ラグジュアリーセダンとして2017年に登場したのがH600。さらに5シーターのSUV K550、7シーターのSUV K750が発表され、今回登場したのがグランツーリズモ「HK GT」。
性能面では0-100km/hが2.9秒、最高速度250km/hと現状の電動自動車のトップランカーですが、この車両の面白いのがレンジエクステンダー。純粋なバッテリーのみの走行距離はわずか100kmと頼りありませんが、レンジエクステンダーを使用することで航続距離がなんと1000kmまで伸びるのです。
HKマイクロタービン・レンジエクステンダーは内燃機よりも40%も電気効率が良く、排ガスもEU6基準値のたった20%。ガソリン、再生エネルギー、水素など多種の燃料への対応が可能で、かつ信頼性も高くメンテナンスも最小限とまさに未来の技術とのこと。Hybrid Kinetic Groupが売り出して行きたいのがこの技術のようです。
この車両が実際に量産(もしくは限定生産)される予定はありませんが、このレンジエクステンダーが世界中の車両に普及するのはそう遠い未来ではなさそうです。
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