シンガポールの南洋理工大学で新しい充電システムを搭載したシャトルバスが就航。その充電時間はわずか20秒!
20秒ごとに2kmの航続距離でバス停ごとに充電
シンガポールの南洋理工大学では数年前からキャンパス内の移動用に自動運転のバスが実験的に使われていました。そしてそれに変わって新しく登場したのが電動バス。技術的には後退したようですが、新しいバスは短い充電を繰り返すことで航続距離を伸ばす新しいシステムを採用しているのです。
バックアップで搭載しているバッテリーでは約30kmの航続が可能ですがあくまでバックアップ。メインの走行は20秒で充電の終わるスーパーキャパシタで行われます。乗客を載せるのに止まっている間に20秒で急速充電。これで約2kmの航続が可能となるのでバス停の間隔を2kmにすることで永遠と走り続けられます。
車両の生産も従来の電動バスより安くなり、新たなインフラも必要ないので新しい公共機関にもってこいだとか。充電システムの設置も従来の鉄道工事や電線の増設などと比べると簡易になり時間も短縮されるようです。
このシステムは2年間の試験期間でその実用性が確かめられます。
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