ノートンに乗るマクギネス・・・今のところ想像がつきません!
TT23勝のうち、その多くをホンダとともに手にしたマクギネスですが、今年ホンダは現在「TT最強」ライダーのひとりであるイアン・ハッチンソンと、北アイルランド出身のリー・ジョンストンを起用することを発表しています。つまり、マクギネスは長年協力関係にあったホンダを去るわけです・・・。
昨年のノースウェスト200での大怪我を治療中のマクギネスはいわばフリーエージェントの身なのですが、昨年のインタビューではもうスーパーバイクやセニアTTなど、最速クラスには参加しないことも考えていると言ってました。しかしノートンに乗るとなると、当然マシンはノートンSGシリーズになるので、これら最速クラスを走ることになるでしょう。
↓ こちらは昨年のTTを走ったノートンSG6(デビッド・ジョンソン)の走行動画です。
最多勝王者の選択に注目しましょう!
昨年はセニアTTで、ジョシュ・ブルックスが6位、ジョンソンが7位を獲得し、着実に戦闘力を高めてきているノートンですが、まだまだBMW、そして日本車のライバルたちには勝てないという見方が一般的です。
ただ、どうもノートン行きという報道は、ジョイ・ダンロップ財団のディナーでのインタビューを切り取って、見出しとして大きく報じている感じもありますね。マクギネス本人はノートンに大いに興味があるとは言ってますが、BMW、カワサキの有力チーム、または自分のチームでプライベーターとして参加・・・など、彼のオプションはいろいろあるようです。
またマクギネスは無限と組んで再びTTゼロで勝利することを望んでいる・・・とコメント。26勝という偉大なジョイ・ダンロップの記録を破るためには、1周でTT1勝を手にすることが可能なTTゼロはぜひ参戦すべきでしょうし、この分野で最強のチームである無限に乗ることは必須と言えるでしょう。
しばらくは、マクギネスが行使するオプションが何なのか・・・。注目ですね!
ホンダじゃなく、ノートンに乗るマクギネス・・・ってちょっと想像つかないな、と思いましたが、実はマクギネスはすでにノートンで勝利を記録してます。と、いってもそれはヒストリック・ロードレーシングの世界ですが(笑)。気になる方は、ぜひこちらの過去記事をご覧ください。