でも、現行車にだってオモロイ商品はたくさんある。例えばこのホンダさんのX-ADVなんて、どうでしょう。
あのバイクを思い出させる未来的かつ攻撃的なデザインが◉
デザイン的には、カクカク未来感たっぷりなんですが、トーマスの目にはかつて一斉を風靡したイタルジェット・ドラッグスターを思い出させる、過激な外観に見えます。
なんだかSFアニメに登場しそうで、ほんとかっこいいです。
でも、イタルジェット・ドラッグスターは250ccまでのラインナップでしたが、このX-ADVは750cc。水冷4ストロークOHC4バルブ直列2気筒で54psを発揮する強心臓の持ち主なんです。電子式6段変速(DCT)搭載ってことは、乗り味はかのアフリカツインに近いってことかもです。
スクーターは無段変速機(CVT)を採用してるのが普通と思いますが、DCTはライダーがクラッチ操作をするかわりに自動で変速操作をしてくれるわけで、ちゃんとバイクを操ってる感じがするんですよね。X-ADVはネーミングにADV(アドベンチャー)と入っているだけに、スクーターの形をしたアドベンチャーバイクってことなんですね。
ライダーの好みに調整できるフロントサスペンション/リアサスペンション
その証拠に、サスペンションは市街地でもダートでも快適に駆け抜けられるように、好みに合わせてライダーが自分でセッティングできるようになっているんです。
しかもフロントブレーキは、アフリカツインと同じラジアルマウント式の対向4ポットブレーキキャリパー & ダブルディスクが奢られていて、ABSが標準装備されるという贅沢さ。

市街地からフラットダートまで、幅広いシーンでの走る楽しさを追求したサスペンション。フロントは、インナーチューブ径φ41mmの倒立タイプ。リアは、プロリンク方式を採用。また、フロント、リア共にプリロード調整機構を採用し、乗員数や積載量の変化による車両姿勢をライダーの好みに調整可能。さらにフロントは、減衰力調整機構(伸び側)を採用し、より好みに合った乗り心地にセッティング可能としている。
www.honda.co.jp
市街地からフラットダートまで、幅広いシーンでの走る楽しさを追求したサスペンション。フロントは、インナーチューブ径φ41mmの倒立タイプ。リアは、プロリンク方式を採用。また、フロント、リア共にプリロード調整機構を採用し、乗員数や積載量の変化による車両姿勢をライダーの好みに調整可能。さらにフロントは、減衰力調整機構(伸び側)を採用し、より好みに合った乗り心地にセッティング可能としている。
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カラーは上の写真のデジタルシルバーメタリックとヴィクトリーレッドの2色。
デジタルシルバーメタリックのメーカー希望小売価格(消費税込)が1,209,600円。ヴィクトリーレッドは同じく1,242,000円。赤の方がちょっと高いんですね、意外。
ぼくはシルバーの方が好みですね。
2017年4月に登場したこのバイク、スクーターの範疇を超えていて、持っていると女の子からも男の子からも「なにこのバイク!かっこいい!」と歓声を上げてもらえるんじゃないかと期待しちゃいます。
ああ、誰かお年玉ちょうだい。カネがあったら、このバイク、欲しいです。