創刊1881年の伝統ある超一流メディアのロサンゼルス・タイムズが、米国のオートバイ産業が深刻な状況にあると伝えています。バイク市場を改善させることができるか?という問いに対する彼らの答えは「May be(多分可能)」ただし「 it’s not going to be easy(それは簡単なことではない)」というものでした。

市場調査によって明らかになってきたオートバイ産業の憂鬱な状態

L.A.Timesによれば、二十数名のベテランライダーによる調査グループは、今のバイク産業の状態を以下のように結論づけているそうです。

販売状況は全ての地域で伸び悩んでいるか、むしろ落ち込んでいる。
これまでの需要を支えてきていたベイビーブーマー世代は老い始めており、メーカーの期待に答えられなくなってきている。
バイク産業は女性やミレニアル世代などの新しいユーザーを育てることに失敗した。
こらまでのディーラー網による販売方法は古びており、刷新する必要がある。
新たなトランスポーター(EVなど?)の登場が、オートバイ需要を冷えさせる要因となっている。

画像: International Motorcycle Showsでのパネルディスカッションで、バイク業界を憂う前 Indian Motorcycle executive のロバート・パンジャさん(左)と、バイク好きで知られる超有名俳優マーク・ウォールバーグさん(右) www.latimes.com

International Motorcycle Showsでのパネルディスカッションで、バイク業界を憂う前 Indian Motorcycle executive のロバート・パンジャさん(左)と、バイク好きで知られる超有名俳優マーク・ウォールバーグさん(右)

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もっとオートバイに乗る楽しさを伝えなければ、消費者はオートバイへの関心を失う・・・

L.A.Timesの指摘は辛辣です。

The motorcycle industry does not need better product, but its marketing and advertising methods are failing to attract new riders in part because they are too focused on selling bigger, faster, more expensive machines to veteran riders.
(深刻な危機にある)オートバイ産業は、より良い製品を作る必要はない。むしろたくさん売りたい、早く売りたい、もっと高いモノを売りたいと思うばかりにベテランライダーたちに過度にフォーカスしてしまっていることが問題。その結果、彼らのマーケティングや宣伝広告の手法は新しい消費者を魅了することができておらず、オートバイに乗りたいと思わせることができていないのだ。

オートバイメーカーは、オートバイに乗るということがいかに楽しいことかという、もっともシンプルでわかりやすいメッセージを消費者に伝えられていない。だから新しいユーザー層を作ることができていない、と結論づけているのです。

ライダーの皆様、若い奴はわかってないな、とか、そんな乗り方は正しくない、とか、そんな苦言を言いたくなることが多いかもしれませんが、もっと単純にオートバイに乗ることの楽しさを周りに伝える努力を始めなきゃ、ですね。

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